この想いを消して

□小テスト
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小テストの結果
名無しは見事100点をとった。

隣のカルマも同じく100点。


「へぇ〜名無しちゃんって
意外に頭いいんだねー」

「意外には余計だよ」

「○○さんにカルマくん、
二人ともよく頑張りました。
今回の小テストは少々難しめに
作ったのですが…さすがですね」


うねる触手で名無しとカルマの頭を
撫で回す殺せんせー。

普通は小テストで100点をとったくらいで
褒めてくれる先生はいない。

殺せんせーがちゃんと先生をしている。

そのことが
ターゲットとして最も厄介な部分だ。

けれど
E組はこんな先生がいるから
こんなににも居心地がいいんだろう。

ターゲットと暗殺者という関係なのに
全く殺伐としていない。

異常な空間だと言えるが
名無しはこの空間が
好きだと思えた。
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