頂き物
□好きでいさせて
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『別れよう…』
『――…わかった』
銀時は携帯を切った
このシルバーの携帯もあいつからもらった物だ
もうあいつにかけることはないのだけれど…
無理があったんだ
いくら愛し合ってるからって俺達は男同士で
あいつはなりにも真選組の副長って立場で
いつでも会えないって
いつでも声を聞きたいって思ったって
あいつが大変だってわかってたのに
あいつの荷物になりたくなかった
あいつはあのままで
…いいんだ
俺が隣にいたって
しょうがない
我が儘なんていえばあいつが困るだけなんだ
愛し合っている
それだけで満足しておけばよかったのに
俺は
耐えきれなかった
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