[トシの誕生日を祝おう座談会]
「オイ、総一郎君、なんだこのタイトル」
「旦那、総悟でさァ」
「なんで幕府の犬の誕生日を俺が祝わなきゃならねェんだよ」
「まぁまぁ、高杉さん、そう言わずに。皆さんも今日くらいは土方さんをいじるのはやめにしてあげましょう」
「今日くらいって……もう日付が替わりに替わっているではないか」
「確かに、ヅラの言う通りだぜ。どうするよ、ぱっつぁん」
「それは読者の方々に5月5日だと心の中でトリップしてもらえればなんとなかりますよ」
「適当だな、作者」
「そこは触れないでおいてあげましょう」
「そんなことより、ザキがいないんだが」
「あ、近藤さん。山崎ならあっちでカバディしてますぜ」
「オイ、主役の土方がいねェぞ」
「山崎ィィィ! と怒鳴る多串くんがいないから、ジミーはあの調子じゃとまらねェな」
「見ろ、このビデオキャメラで土方に届けるようだぞ」
「言い回しが古いんだよ、フルーツポンチ侍!」
「ぬ、貴様はフルーツチンポ侍! 貴様……改名しろ!」
「お前が改名しろ!」
「切腹しろ!」
「貴様がせっ」
「うるせェェェ! あんたらが暴れたせいでカメラずれただろうが!」
「まァ、新一くん、落ち着……」
「新八だァァァ、ボケェェェ!」
「オーイ、山崎ィ! お前カメラマンやれィ」
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