06/23の日記

12:28
[慰霊の日] 今日は (長文注意)
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沖縄県民にとって、大切な日です。


世の中にある、考えられる地獄を詰め合わせたモノが、この“沖縄戦”だと言われています。

今、普通に皆が歩いてる、もしくは歩いた事があるであろう沖縄の地は当時、血の海でした。
そこらじゅうに老若男女関係なく、多くの死体が転がっていました。

信じられますか?
……自分自身、戦争は経験してはいない。でも当時の映像が米兵によって遺されています。しっかりと事実として残っている。
その映像を通して伝えられる悲劇。苦しみ。悲しみ。

そこに映し出された幼子は恐怖に震え、泣く事さえも出来ない……日本兵によって泣く事さえも許されなかったから。

どうして沖縄は捨て石にされたの?どうして罪のない民間人が殺されなければいけないの?どうして?どうして……?


戦後60余年たった今でも、沖縄は戦争によってもたらされた事に苦しみ続けています。伝え続けています。

基地問題もありますが、教科書の件もです。

どうして沖縄戦の事実を消そうとするのですか?
何故、集団自決の事実を伏せるのですか?

私たちは授業の中で学び、戦争を体験した方々からお話を聞く機会が毎年あるのです。
経験した方々が少なくなっている今、沖縄県民は自分の知った事を次の世代へと語り継ぐ。

たとえ、自分の子供達の時代に教科書に記されていなくとも、語り継ぐ事が出来ます。過去で実際に起こった事は変えようがないのです。


だから皆に知ってほしい。
今もどこかで戦争は起こっています。

ニュースで観て、“他の国の事だから自分には関係ない”と思わないで下さい。
日本でも同じような事が起こったのだから。

私自身、何も出来ない偽善者だけど、伝える事は出来る。
だから忘れずに伝え続け、生きてる今が本当に平和なのかという事を考えて生きたい。


長文だね(´ω`;)
でもこの想いがいろんな人に伝わってくれるとうれしいです。

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