隠の王

□ユメノカケラ
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「その明後日は・・・どうしようか」

明日のすることを考えたら
今度は明後日のすることを。


「どうする?宵風がしたいことでいいよ」
「じゃぁ・・・・」


「みはるとずっと居たい」

そうやって、僕らは未来の自分らに期待を馳せる。

「俺も・・・・」

明日なんか、ないかもしれない。
明後日なんか、もっとないかもしれない。


今も、なくなるかもしれない。




だけど




それでも





僕らは―・・・・・
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