隠の王

□さようなら
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僕たちは、確かに生きていた
僕たちは、確かに息をしていた

僕らは、確かにソコに居た。


無関心でいたいんだ
存在が消えればいい

そうやって他人を自分を拒んでいたけれど
確かにそこに僕らは居たんだ



たとえ、他人からは見られていなくても
世界からさえも見られていなかったとしても

君の瞳には

僕の瞳には


確かにお互いが写っていたんだ




      宵風×壬晴夢 『さようなら』
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