□普通の詩シリーズ
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【井戸の中】

井戸の中のかの蛙は外を知らなかった

青々とすみきった空がひろがっていたから

きっと外の世界は幸せなんだろうと思った

足音、笑い声、外の音

色々あって幸せそうだと思った

だから外にでようとした


でも駄目だった

外の世界をしろうとすればするほどつらかった

手が痛くなった

体が痛かった

痛みに何度も泣いた

落ちるごとになんで私は・・・


外を知りたいんだろう?

そう思った

外にやっと出れた蛙は喜びました

大声で泣いて喜びました

外の世界は

青くて

夕日がきれいで

とてもいいものでした

でも

いいことしか知らない蛙には

他人がいなかった蛙には

外の世界は

信じられないものでした

人が殺し合い

憎みあい

何も知らなかった蛙には

ただ、その光景がつらいものでしかなかった

なぜ僕には父がいないんだろう

なぜ僕には母がいないんだろう

そのとき知りました

井戸の中の意味を






井戸の意味をしった蛙は

井戸の中に飛び込みました

だれも傷つけないように

自分が傷つかないように



傷つくのが嫌で
閉じこもってしまった蛙は

また外を知りたがり

同じことをするのでしょう

輪廻が回る限り

(あとがき)
初の詩なのでぐちゃぐちゃです^^;(まぁ、今もですが・・・

ずっとこもっている蛙は、何も無いから知りたがる
けど、傷つくと逃げる

幸せばかりじゃない、いやな事だってある

それに逃げて、また幸せを探す

それの繰り返し

そう、輪廻が回る限り―ってことです^^

本当は、不幸があるからこそ、幸せがあるんじゃないかな?と私は思いますけどね^^;
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