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□メイドと遊ぼう
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無理だなんてわかってる
でもね
「俺男だけど…誰よりも侑士のこと好きだからな?それだけ…忘れないで」
忘れないで…
「岳人が男でも女でも俺は好きやったと思うで」
「俺だって!侑士が…女でも…ぅ」
「それはないんとちゃう?」
そして2人の会話は普段と変わらないものになっていった。
この後岳人はメイド服から着替えて、「夜通しで遊ぶ!」と張り切っていたが何分もたたないうちに夢の中へといってしまったのだった。
侑士はそれをみて少し可哀想なことをしたなと密かに反省したのだった。
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「おう、忍足。昨日はどうだったんだ、あぁん?」
朝、教室に入るなり跡部がニヤニヤしながら問いただしてきた。
「…メイド服はクリーニングだしてから返すわ。」
「てめえらの精液ついた服なんて返されても困るんだよ。そっちで何とかしろ」
あ、全てお見通しってわけやな…
「そんなら頂いとくわ」
また機会があるときに岳人に着せてやろうと嬉しそうな顔で侑士がいう
「勝手にしろ」
ガラガラッ
「おい跡部いるかー?!」
朝っぱらから隣の教室にきて大声で跡部をよんでいるのは、ふたりの話し
に密かに関わっていた岳人だった。
「岳人か。俺様になんの用…「もう頼むから侑士に変なの貸すなよ!」
変なの…って
ああ、メイド服か
確かに昨日岳人は変態なことをされたが、メイド服自体“変なもの”なわけではない。
使いどころが重要なわけで…
「岳人かて楽しんでたやん」
「んなわけねえだろ///あんなん二度と着るかーっ」
「せっかくもろたのに…」
げ、と眉間にシワをよせて跡部をみれば、プイッとさり気なく視線をそらされた
今度侑士に遊びに誘われたときには用心しようと心に決めた岳人でした
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