CRの女医【仮面ライダーエグゼイド】

□鼓動を刻め in the heart!
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『グラファイト…
5年前に大我が戦ったバグスター……
今度は私も居る。大我は負けたりしない…』

美琴は、CRに向かうまでの道すがらでそう呟いた。しかし、CRに入る前に明日那からゲーム病患者の報せを受け、美琴は病院を出て、直ぐに現場に向かう。
現場に着いた時、既にエグゼイドとブレイブがLv.1の姿で患者から分離したバグスターと戦っていた。しかし、美琴はバグスターの傍にグラファイトの姿を認める。

『グラファイト…』

そう呟いた美琴の隣に大我も現れる。2人はLv.2の姿に変身すると、スナイプがガシャコンマグナムでエグゼイドとブレイブに攻撃しようとしていたグラファイトバグスターを銃撃する。

ス「5年前の借りを返してやる」
ブ「…!」

スナイプはグラファイトバグスターに向かって連射する。しかし、大したダメージは与えられていない。

グ「貴様に用はない」
ブ「術式レベル2」
エ「勝負はここからだ!
大・大・大変身!!」

ブレイブはLv.2、エグゼイドはゲキトツロボッツでLv.3となる。

グ「激怒竜牙」

グラファイトバグスターがグラファイトファングにエネルギーを集束させる。
エグゼイドは防御の体制を取り、ブレイブはガシャコンソードで炎を放ち、スナイプはガシャコンマグナムで銃撃、ブロッサムはガシャコンハルバードの技の1つの花吹雪をガシャコンハルバードを振るう事で放つ。
だが、グラファイトバグスターの斬撃を破る事が出来ず、Lv.3であるエグゼイドは耐え、Lv.2であるエグゼイド以外の3人は吹き飛ばされ、地面に転がる。

『くっ…!』
エ「……。凄いパワーだ…」
グ「フンッ…やるなぁ、エグゼイド。それがレベル3の力か」
エ「次はこっちの番だ!」

グラファイトバグスターとエグゼイドが交戦を始める。しかし、彼らが交戦する傍で、黎斗が仮面ライダーゲンムに変身した事には誰も気づいていない。
その場にいる者達がゲンムに気付いたのは、彼がエグゼイド達の前に現れてからだった。
ゲンムLv.3の姿にブレイブ、スナイプ、ブロッサムも警戒する。

ゲ「下がれ。お前が相手にするのはまだ早い」
グ「余計な真似を!」

グラファイトバグスターがドレミファビートガシャットを挿入したコラボスバグスターと共にゲンムを残してその場を立ち去っていく。その後、ゲンムも去っていった。
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