乃木坂×怪物

□俺が乃木坂のマネージャー!?
4ページ/4ページ

真夏「あのー、すみませんちょっといいですか?秋元先生を「おっさん」って呼んでるってことは先生の親族なんですか?」
『…………』
龍二「…………」
康「…………」
真夏「あれ?なんか聞いたら駄目だったみたいですね」
『悪い、おっさんやっぱ俺帰るわ、えっと、秋元真夏さんでしたっけ?』
真夏「はい」
『人の心の中に土足でズケズケ入って来てんじゃねぇよ』

ガチャ、バタン

龍二「あーあ、ごめんなさい皆さん龍我と康さんに血の繋がりはないんす、詳しくはあいつの口から直接聞いたほうがいいっすね、いずれは話すと思うんで、まぁーとりあえず落ち着かせて来ます」

ガチャ、バタン

秋元「お前に悪気が無いことは充分分かっている、だがあいつにとっては一番してはいけないタブ質問だったわけだ
龍我は天涯孤独の身なんだ」
メンバー「えっ」
秋元「まぁー詳しくは龍我に聞きなさい、そして真夏は龍我に謝ることだな」
真夏「はい」

数十分後
龍二「すみません龍二です、入っていいですか?」
メンバー「どうぞ」
ガチャ、バタン
ガチャ、バタン
『すみませんさっきは取り乱してしまいました』
真夏「私のほうこそ不躾な質問をしてしまいすみませんでした」
『いえ、皆さんにはちゃんとお話しないといけないです、おっさんちょっと話したろ?』
秋元「あぁー、私とお前に血の繋がりはなく、お前が天涯孤独だったということだけだな」
『あいよ、実は俺目の前で親殺されてるんす』
メンバー達「えっ?」

回想
龍我の小学生時代
ガチャ、
『ただいまぁー、お父さん、お母さ………』
龍我父「龍我来るな、逃げ(ザシュ)……」
龍我母「龍我来ちゃ駄目よ、逃げなさ(ザシュ)」
男「この家の餓鬼か、本来ならばお前も殺すがもう目的は済んだ………やっぱ殺そう」『えっ、嫌だ来ないで、来るな来るな来るな(ザシュ)』
トコトコ
男は帰って行った
『ヤバい、助け呼ばないと』
ガチャ
『誰か助けて、助けてください』
???「おい、君血だらけじゃないか、何があったんだ?」
『おっ、おじさん、おっ父さんとお母さ…んが刺され、助け………(バタン)』

現在
白石「まさか桜夜君にそんな過去があったなんて」
西野「それで通りかかった秋元先生が助けたんか」
秋元「あぁー、あの時は必死だった、まさか目の前で血塗れの小学生がいたんだからな」
『あぁー、それに関しちゃーすごく感謝してる、それでな』

再び回想
龍我達親子3人はすぐ秋元康氏の呼んだ救急車によって病院へと搬送された

医師達
「急げー、血が足りない至急輸血用の血を持って来るんだ」
医師達の懸命な処置により龍我は一命をとりとめた
医師「お子さんは無事一命はとりとめました、ですが」
秋元「この子のご両親は?」
医師「申し訳ございません我々も全力を尽くしましたが」
秋元「そうですか」

龍我の病室
『うっ、う〜ん』
秋元「起きたか?」
『えっと、すみません貴方はどちら様ですか?、それよりお父さんとお母さんは?どこですか?』
秋元「それは…………」

ガラガラ

医師『桜夜君起きたの?』
『あの、僕の両親はどこに居ますか?』
医師「桜夜君、落ち着いて良ーく聴いてね、君のご両親お父さんとお母さんは助からなかったんだ、すまなかった」
『えっ、言ってる意味が分からないです』
医師「君のお父さんとお母さんは亡くなってしまったんだ」
『えっ、えっ………嘘だ、嘘だ、嘘だうわぁーんうわぁーあぁー、』
龍我はこの事実を受け止めることが出来なかった

再び現在
『それからおっさんのとこに住んでって感じですね(グズッ)』
桜井「そんな過去が、あったんだ、桜夜君大変だったね(泣)」
『いや、大変だったのはおっさん夫婦だったと思いますよ』
秋元「まぁー私達で引き取ったが夜は大変だったな、目の前で見たんだから、よく魘されてたり、泣いてたりしてたよ」
『まぁー感謝してるよ』
メンバーに自身の過去を話した龍我
一体これからどうなっていくのか?
次の章へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ