短編
□一時間目の段
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「じゃあ、早速だが実物を見せるぞ」
寝巻きの前を開くと、大きなそれが目の前に現れた。
「…うわ」
初めて見るそれに思わず声が出てしまった。
「なんだ?驚いたか?わしのは相当でかいからな!」
驚く私が可笑しいらしく大木先生が笑ってきた。
「少し待ってろ見やすいように勃たせるからな」
そう言って布団の上に座る私に少し近づいて、それの先を親指と人差し指で握り、見せつけるように刺激し始めた。
「先生…近くないですか…」
「よく見えていいだろ?」
そう言うともっと顔に近づけてきたので黙ってそれを観察していた。
指で上下に刺激する度にそれは脈を打ち、少しずつ大きく膨れていく。
先が潤んできて動かす度にちゅっちゅと音をたてている。
間近で見る初めての光景に漠然と見つめるしかできなかった。
「目もそらさずに見つめて随分熱心だな」
大きく反り立つそれを私の顔にギリギリまで近づけた。
「んっ…さっきよりも大きくなってます…」
それは大きく膨れ上を向いている。
「触ってみろ」
「はい…!」
根元から撫でてみたり、さっき大木先生が触っ
ていたように少し先を刺激してみたり、持ち上げて裏側をさすってみたりした。
「積極的じゃないか」
「先生が触れって言ったからじゃないですか!」
「がははっ!そうだったな!すまんすまん」
大木先生に積極的と言われ、男の人のものを触ったり撫でたり、見つめている自分がとても恥ずかしくなってしまった。