短編
□二時間目の段
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初めての授業から早くも一週間が経ち、今日は房中の術の授業の二時間目である。
「名前名前です!」
襖の前で名前を言うと部屋の中から「お〜入れ〜」と声が聞こえた。
「失礼します」
襖を開けると中では大木先生が本を読んで待っていた。
「名前〜!一週間ぶりだな〜!」
そう言うと、布団に座らせてニカッと八重歯を覗かせながら大きな手で私の頭をガシガシと力強く撫でた。
「あ、いてて…」
「おっとすまんな」
「いえ!大丈夫です」
大木先生は「そうか!なら良かった」と笑った。
「では、今日の実技内容だが名前には口淫をできるようになってもらう」
「…こういん」
「そう!今日はわしのこれを口で気持ちよくするのが課題だ!」
すると大木先生は私の顔の目の前で仁王立ちをし、寝間着から大きなそれを露わにした。
「んっ…わ」
男の人のものをこんなに至近距離で見るのはまだまだ慣れなくて声が漏れてしまった。
「何だ何だ見るだけで恥ずかしがるなんてどこんじょーが足りないぞ!」
と言って大木先生は見せつけるように大きなそれを自らの手でしごいていく。
「やっ…大木先生、近い…です」
あまりにも近くて目を逸らし、寝間着のはだけた筋肉質な太ももに抵抗のつもりで手を添えた
「目をそらすな。わしが勃たせるところをじっくり観察しろ」
大木先生は私の頭をぐいっと押さえ正面を向かせた。
皮膚と皮膚がこすれる音、先生の吐息、どれも私には刺激が強すぎる。
さっきよりも硬くなったそれの先からは透明な液が出ていた。先生がそれを全体に塗りつけ、ぐちゅぐちゅと水っぽい音を鳴らす。
「んおっ…」
声を漏らし卑猥な音をたてながら自らを慰める先生から目が離せなくなってしまい、ごくんと生唾を飲み込んだ。
「いやらしいな。そんなに見つめて。」
大木先生はニヤリと口角を上げ八重歯を覗かせた。
「だ…だって先生、が…んっ」
頬にぐちゅりと完全に硬くなったものを押し付けられる。