短編
□実践できるのかの段
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「わっ…いっぱい」
私は溢れ出るそれの量に驚いた。
「最近時間がなくて自己処理出来なかったからね」
「そうだったんですか」
「今日、名前が気持ちよくしてくれたおかげで発散出来たよ」
「んっ…」
そう言って雑渡さんはぐっしょりと濡れていた私の口元と手を優しく手ぬぐいで拭いてくれた。
「私のせいで汚してしまったね。もう一度お風呂に入るといいよ」
「分かりました」
「私も一緒に入っていい?」
大真面目な顔ですごいことを言っている…!
「駄目です!早く帰らないと尊奈門さんや高坂さんが怒っちゃいますよ!」
「はぁ〜残念だね」
「残念じゃないです!急いでください!」
私は雑渡さんが早く着替えるように促した。