頂き物

□鳥と緑の道中記
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ファルコ「あん?何つった?」


読んでいた新聞を置いてから聞き返した


ルイージ「だから、これからどこかに出掛けようと思うんだけどファルコも一緒にどうかな?」

ファルコ「いや別に俺じゃなくてもマリオとかと一緒に行きゃいいだろうが」

ルイージ「兄さんならピーチ姫と一緒に出掛けてていないんだ。他の皆も任務とかで不在だしさ」

ファルコ「ならお前一人で行けばいいだろ。何でわざわざ俺を誘う?」

ルイージ「…ちょうど暇そうにしてたから?」

ファルコ「悪かったな」 

ルイージ「ごめんごめん。でもさ、ファルコもここに来てまだ日も浅いでしょ?街に出て見聞を広めておいたほうが、今後何か任務がやってきた時にきっと役立つと思うんだ」

ファルコ「……………」

ルイージ「どうかな?」


ファルコは顎に手を置きしばし考え始めた


ファルコ(正直めんどくせえが、断ったらもっと面倒なことになりそうだな…)

ファルコ「しゃあねえ。付き合ってやる」

ルイージ「ほんと!?ありがとう!」

ファルコ「ただ、お前料理当番だろ?あんま遅くなんねえようにパッと済ませるぞ」

ルイージ「お気遣い感謝するよ。それじゃ出掛ける準備してくるね!」


そう言ってルイージは荷物を取りに自分の部屋まで戻った


ズルッ!ズザー!(ブヘッ!)

盛大にコケた


ファルコ「おい大丈夫か?……ったく、先が思いやられるな…」
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