記憶の欠片@
□第8話
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授業が終わり寮へ戻ってきた美桜。任務まで時間があったため、今のうちに寝とくようにした。
___夜10時半
「....んー....後30分か....。そろそろ行くか。」
髪の毛と制服を整え部屋を出た美桜は、初校長の部屋までテレポートで移動した。
「待っていたよ、美桜。今日から任務についてもらう。
任務では、全能のアリスを使っても構わない。任務遂行を優先しろ。」
「はい。」
「じゃあ、危力系が集まっている部屋に行こうか。」
テレポートで移動し、2人は危険能力系の部屋の前で立ち止まる。
「私の存在を知らない奴もいるからな。私はここまでだ。後は"ペルソナ"に任せてある。」
「....ペル...ソナ?」
「美桜、彼は君のことについて何も知らない。あの事件に関与していることも...。だから気にすることはない。」
「....どう言う意味ですか?」
「いずれ分かる。今ペルソナに連絡をした。10分ほどで来るだろうから、ここで待つように。」
そう言って初校長は消えていった。