コードブルー

□妊娠 !?
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「なあ、いいだろ?」

「待って。ゴム付けて」


確かに1人前にはなったしそろそろ子供の1人や2人居たって普通だ。だけど 仕事も楽しいし 信頼出来る仲間がいる。そう思うと…妊娠や結婚は早い気がした。


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その日は何となく体温が高かった、高いというか…風邪っぽい…

『あれ〜?白石じゃん 笑 、こんな廊下で何してんの?』

いつも明るい私の親友の緋山先生。
今では産科医の名医だ。

「ん〜〜…分かんない。頭も痛いし、だるい…しかも、なんか 寒い 。誰か噂してんのかな… 」



緋山先生は何故か私の手首に触れると
いつもの皆で使っていた溜まり場に
連れていかれた。

『ねえ、あんた、避妊は?』

「 してた…つもり。なんだけど…」

『いや、おめでたいよ?おめでたいけど…えー…鈍感勉強馬鹿に先越されるなんて…』

そう言うと緋山先生は頭を抱えて蹲った

「 えっと……なんなの? 」

『 妊娠してんの !! あんた!!』

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「 冗談…だよね?」

『いや、まじ。だって あんた今週生理だって言ってたのに、もう数日経ってるし、なんか顔赤いし…ねえ、藍沢には言ったの?』

私は首を横に振った

『早く藍沢に言って。結婚するのか…その…堕ろすのか…早く決めた方がいい。


堕ろすと口にした緋山先生の表情が暗かった。

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家に帰り料理を作りってる最中に藍沢先生が帰ってきた。

「お 、藍沢先生おかえり…ん…んん」

吐き気を感じ 火を止めてしゃがみ込むと藍沢先生が傍にきて 背中を摩ってくれる


「 あ、あのね…できちゃった…んだ…赤ちゃん…」

いつも無口で表情が固まった様な藍沢先生でも嬉しかったのか 微笑み


「 白石…ありがとう、順序違うけど…結婚しよ? 」と 笑った。


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出産した事が無いから分からないんですが まあ…流し流し見ていただけたら嬉しいです。やはり藍沢先生と白石先生や緋山先生は苗字呼びかな?と思い苗字呼びにさせて頂きました。

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