小説

□のんびり
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-白石side-






朝、目を開けるといつも1番に目に入る七瀬ちゃんの可愛い可愛い寝顔がなかった。


身体を起こして横に目をやると仰向けに寝ている七瀬がいた。



「もー今日はなしかぁ」


最近は朝起きたら七瀬が私の方に顔を向けてくれてたから可愛い寝顔を眺めることが出来たけど、今日はそういかないかー

私は密かに楽しみにしてたんだけどな〜



まぁこうなったら自分から行くか!




まだぐっすり寝ている七瀬に跨り、自分の腕を七瀬の顔の左右に付ける

顔をゆくっり近づけて急接近する


起きるまで待ってようかな...?

でも早くおはようのちゅうもしたいな〜


そんなことを考えていると七瀬の瞼がゆっくり開いた








-西野side-




朝、目を開けると視界が暗く感じる
起きたばかりだからまだぼんやりしてて分からないが明らかにななの顔の前に
何かある...


そっと手を伸ばすとあったかいスベスベしたものに触れる



「まぃ…やん…?」



そう呟いた時にはさらに視界が暗くなり、柔らかいものが唇に触れる



「んっ、おはよう七瀬」


「もぅ、朝からこの変態は…」


「へへっ、七瀬が可愛かったから」


「はいはい、ななそれよりお腹空いたー」


「えー七瀬私にもっと構ってくれないのー」


「まいやんが朝ごはん作ってくれたら考えてあげる」


「今すぐ作ります!」


「ふふっ、それまではこれで我慢な?」


ちゅっ


「もぉー七瀬可愛すぎ」


「んーまいやん苦しい〜」


「朝ごはん食べたら覚悟しててね?七瀬ちゃんー?」


「わー怖い怖い」


「逃がさないからー!」



ふふっ早く朝ごはん食べて逃げちゃおっかなー

でも今日だけのってあげてもいいかなぁー


そんな白石さんで遊ぶ遊び上手な七瀬ちゃんでした
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