未来の世界
□逆らう者と従う者
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あ「天馬〜先に行っちゃうよ〜」
天馬「待ってよ!名無し!」
昨日勝った私達は朝また早く部室へと向かうと走っていた
天馬「(勝ったんだ!俺達が!)」
信助「天馬〜名無し〜」
天馬「信助!」
あ「おはよ〜」
信助「おはよ〜!」
天馬と信助は拳をぶつけ合い笑っていた
あ「じゃあ負けた人はジュースおごり!」
天馬「あっ!ズルいぞ!名無し!」
信助「僕だって負けないからね〜!」
私達は3人同着で部室に入ると・・・・
南沢「迷惑なんだよ。お前達のいうサッカーを押し付けるな」
神童「南沢さん。この間の試合、中学に入ってから初めてでした。あんなにサッカーが楽しかったのは」
南沢「そんなの分かってる。だがあれはあれだ。指示に逆らってフィフスセクターが黙ってると思うか?お前達は廃部になってもいいのか」
天馬「廃部!?」
霧野「逆らって廃部になった学校はいくつもあるんだ」
倉間「そんなのも知らないのかよ」
速水「怖いんですよ」
車田「俺だって思いっきりやりてーよ・・・・!けど・・・・サッカー出来なくなるのはごめんだ」
天城「全部の試合に指示が出る訳じゃないド。真剣にやるのはそん時でいいド」
霧野「神童・・・・お前と気持ちは同じだ。でも南沢さん達のいう事もよく分かる」
倉間「今まで通りやるしかないんだよ」
南沢「お前達に付き合って将来を無駄には出来ない」
天馬「・・・・・」
あ「(はっ〜皆弱気だな〜〜それにもうすでに逆らってるんだから、そのまま波に乗っちゃえばいいのに〜怖いからとかで自分の気持ちを抑えるなんて・・・・)」
その後放課後になり、神童さんがメニューをいうも反対の先輩達は別の場所で練習しようと移動した
天馬「キャプテン!止めないんですか?」
神童「・・・・」
天馬「キャプテン・・・・・」
三国「天馬。俺達だって皆の気持ちが分からないわけでもない。ほんの少し前までは、あいつらと同じところにいたんだからさ」
あ「・・・・・」