SAO connect world
□1話
1ページ/2ページ
土曜日の早朝。まだ寝ている俺の元に近づく一つの影が…
木綿季「遊作!朝だよ!起きて!」
そう言って、寝ている俺の腹部に跳び乗る木綿季。
「うおっ!?」
腹部への衝撃で最悪の目覚めをした俺に対し、早朝にもかかわらず木綿季のテンションは高かった。
「まだ朝の5時じゃねえか…。」
俺は時計を確認し、寝起きのかすれた声で力なくつぶやく。
木綿季「楽しみすぎて早く目が覚めちゃったんだよね。」
「にしても早すぎるだろ…。
約束の時間まであと3時間はあるぞ…。」
木綿季「でも、もう一回寝ようとしても眠れないんだよね。昨日の夜も楽しみで眠れなかったし。」
「遠足前の小学生か…。
(日曜日のお父さんってきっとこんな感じなんだろうな…。)」
俺は心の中でそっと、全国のお父さんに尊敬の念を抱いた。