殺人鬼×魔女

□2
3ページ/3ページ

その後 二人は喧嘩をやめてくれた

私はフレディさんに包帯を巻いてからまたジェイソンさんの隣に居た

フレディ「キーラ なんで、俺のところに来てくれないんだ?」
貴方「え、いや、あの…」

私は無意識にジェイソンさんの服を掴んでいた

ジェイソン「フレディが怖いんだよね」
貴方「え、こ、怖いわけじゃなくて…まだ慣れなくて…」
フレディ「なら、慣れるようにこれからもっと喋って行こうぜ!」

フレディさんは近づいて来た

ジェイソン「慣れなくていいし、喋らなくていいから…帰って」
フレディ「おいおい、ジェイソン坊やお前は冷たいやつだな〜」

フレディさんは笑いながら答えた

貴方「…」

私は話している二人を交互に見た

ジェイソン「?」

そんな私にジェイソンさんは気づき首を傾けた

貴方「ジェイソンさんって…結構話すんですね」
ジェイソン「…あんまり話さないけどね…」

そう言ってからジェイソンさんは私の頭に手を置いて撫でてくれた

フレディ「そーいえば、キーラはなんで目を隠してるんだ?」
貴方「えっ…」

いつの間にかフレディさんは私の前に立ち前髪をあげた

貴方「っ…」

ー気持ち悪いー

ー怖いー

ー化け物ー

言われていた言葉が頭の中でループする
フレディさんは私の目を見てどう答えるだろうか…

私は怖くなって来た

フレディ「…き、」
貴方「(気持ち悪いかな…)」
フレディ「綺麗だな」
貴方「え?」
フレディ「綺麗な目をしているな 将来美人さんになるな」ニヤ

フレディさんはそう言って私の顎を手で持ちフレディさんと距離が縮まる

ジェイソン「離れて」

距離が縮まったが、ジェイソンさんは引き離してくれた

フレディ「なんだ?ヤキモチか〜?」
ジェイソン「うるさい…」

私はフレディさんを見た

貴方「あの…」
フレディ「ん?」
貴方「気持ち悪くないですか?」
フレディ「?」
貴方「私、昔っから化け物だとか気持ち悪いとか言われていたので…」
フレディ「そんな事ないぜ キーラは綺麗な顔をしている まだこんなにも幼いのに美人なんだからな」
貴方「!」

私の目に涙が溜まった

フレディ「おいおい、泣くなよ〜せっかくの美人な顔をが台無しだぜ」

フレディさんは目から溢れている涙を…

ペロッ

貴方「!?」
ジェイソン「!!?」

舐めた

フレディ「あんたの事 俺は気に入ったぜ」
ジェイソン「フレディ!」

ジェイソンさんは鉈をフレディさんに振り下ろした

フレディ「おっと…今日は失礼するぜじゃあな、キーラ また会おうな」

そう言ってフレディさんは消えた

貴方「!?!?」

私はまだ舐められた事に対して思考が追いついていなかった

ジェイソン「…ロリコン…」

ジェイソンさんはそんな捨て台詞を言ってから私の方にやって来た

貴方「ジェイソンさん?」
ジェイソン「…キーラは綺麗だよ」
貴方「!?」

急にそんな事を言われた

ジェイソン「僕が一番最初に…気づいていたからね…」
貴方「ジェイソンさん?」

仮面の向こうから私を見るジェイソンさんの目はどこか悲しい表情をしていた

ジェイソン「…フレディよりも僕が一番最初に気づいていたから…」
貴方「っ!////」

ジェイソンさんはそう言って奥の部屋に進んだ

ジェイソンさんにそんな事を言われるとドキドキする…

貴方「?心臓病?」

わからない●●


次の章へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ