殺人鬼×魔女

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いつもの日

叔母「はやく!準備しなさい!」
貴方「あ、はい…」
叔父「ほんと使えないな!」
貴方「ごめんなさい」

私は謝るだけしかできない
これがいつも私の日常

叔母さんの家に預けられてから私は毎日が地獄のようだった
お母さんとお父さんは他界しているのでいつも一人
叔母さんと叔父さんはいつも飲んだりカジノに行ったりして私は一人

一人の時間の時はきまって森に行く

森に行くといつも動物たちが寄ってきてくれる

その時間は私にとって幸せな時間

そんなある日の事…

いつも通り森の中にいると…

貴方「どうしよ…迷っちゃった…」

迷ってしまった

私はとりあえず森の中を歩いた
ガザガザ草むらが音を鳴らし
上には鳥たちの鳴き声が聞こえる

貴方「怖い…」グスッ

私は大きな木のそばに身を潜めるかたちになりながら泣いていた

泣いていると向こうの方で話し声が聞こえた

貴方「?」

私はそっちの方に歩み寄った
そこにはテントを張って楽しんでいるお姉さんとかお兄さんがいた

…怖い…

私は長くなって見せないようにしていた前髪をより垂らすようなかたちでいてその場から逃げようとしたら…

女「あれ?迷子?」
貴方「!」ビクッ
男「あ?なんだこのガキ?誰かの子供か〜?」

人が私の方にやってきた

女「ねぇ、あんたどこから来たの?」
貴方「え、」
男「顔をが見えねーガキだな」
貴方「!」

男は私の前髪に触り私の視界は明るくなった

男「!うわっ!気持ち悪りぃ!」
貴方「!」
女「うわっ…きも!」
貴方「っ…」

私の目を見た瞬間そう言った

辛い…

別に好きでこんな目になったわけではないのに…

そんな気持ちが溢れて来て涙が目から溢れていた

男「おい!こいつ動画にあげようぜ!化け物のガキだって呟いてさ!」
周り「「いいね!」」

大人たちは急に携帯を取り出し私を動画で撮ろうとして来たので私は目を固く閉じた

すると…

「キャァアアア!!」

悲鳴と生暖かい感じの雫が飛んできた

私は目を開けて前をみると、さっきまで私を動画に撮ろうとしていた大人たちは巨大なホッケーマスクを被った男の人たちによって殺されていた

私は怖くなって腰が抜けていた
そんな私に気づいたホッケーマスクの人が私に近づいてきた

貴方「(殺される!)」

そう思っていたが、何も無かった

?「…」
貴方「?」

男はすぐに向こうの方に行った

貴方「え?…」

私はなぜ殺されなかったのか不思議だった
遠くなって行く人を見ていると急に男の人はテントから隠れて出てきた男の人によって刺された

貴方「!」

マスクの人はすぐさま手に持っていた鉈で相手の首を切り落とした
そして、ゆっくり歩き始めるが急に倒れた

貴方「あ、大丈夫ですか?」

私はさっきまで立てなかった足がいつの間に立てるようになっていてすぐさまマスクの男の人に寄り添った
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