長編

□暗き闇に光るもの
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「おい、起きろ!!」


俺は野太くうるさい声で目覚めた
ここはどこだ?
俺はこんな所知らない  
あの人はどこにいるんだ?



それにこいつは誰だ


目の前にいたのはカエルの格好を
ソガエル

声で目覚めた
ここはどこだ?
俺はこんな所知らない  
あの人はどこにいるんだ?



それにこいつは誰だ


目の前にいたのはカエルの格好をして
武装を施し腰に剣のような暗闇の中でも
わかるような光る物を身につけていた



「あんた、、、誰だ」


「そんなことお前のような野蛮なサルに教える価値なんかない
さっさと立て!!」



「じゃあ、1つだけ教えろ
先生は、、、松陽先生はどこにい

「あぁ!?、、、そんなやつ知らねえよ
いいからさっさと歩け」



「ここはどこだ」



「どこってお前イカれたか江戸だ
めんどくせぇ殺されてえのかさっさと 歩け」


いない、、、松陽先生がいないのか
あの人も俺を裏切った?
あいつも俺を見捨てて捨てたのか
江戸?俺はそんなところにすんでいなかった


疑惑が確信に変わる
赤色をした瞳が冷たいものに変わる


「おい、クソガエル」

「クソガエルだと!!、、グハッ」

こいつが振り返った瞬間腰に身に付けていたものを抜き光る剣を振りおろした


ビチャッと血の滴る音とともにカエルは地面に倒れいきたえた



銀髪頭の少年はその死体に手を忍ばせ
使えそうな物を剥ぎ取り去っていく








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「何だってこんな天気のいい日に
召集なんてかけられたんですかぃ?」



「知らねえよ、近藤さんがくるまで
わかんねえしな」


「これも日頃の行いが悪いんですねぃ
もっと真面目に働けよ土方〜〜〜」



「おめぇが、真面目に働け!!」


「おい、静かにしろ!!山崎!!」


「はい!!」


「報告しろ!!」


「はい!!え〜と、俺が張っていた天人の密売に関わっていると思われる
昊斗(ソリット)と言われる軍勢1000のうち半数以上が殺られているようで
それをたった一人で殺っちまってるとのことです」



「そいつはかなりの手練れだな」


「近藤さんそんなこと言ってる場合じゃねぇだろ今乗り込めば昊斗の連中も
しょっぴけるし、その一人で殺ってる奴の話も聞ける、さっさと乗り込んだほうがいいだろ」



「あぁ、そういうことだ、テメェら
行くぞ」


  「「「「「おぉ!!」」」」」

男達の野太い声が上がり、ぞろぞろと屯所を出て行くパトカーのサイレンが鳴り響かせて、目的地に向かう







 
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