ごちゃごちゃ

□学園生活
2ページ/3ページ

ゆきや視点
桜が舞い散るな中、一人の少年が立っていた。彼は俺の昔からの友人で、小学校中学校一緒だった。家が近所で仲が良かった彼。髪は暗い茶色で髪が少し長いから、後ろで縛っている彼。服はベストにジーパン。服装からしてイケメン。まぁ、中身はイケメンじゃないけど。そんな彼の肩を叩いた。
彼はビクッと反応する。しかし俺を見てから微笑んだ。
ア「あ!ゆきや!…おはよう。」
ゆ「おはよーアニメハ。って何見てるの?」
ア「あーこれは、クラス表だよ。」
彼はどうやら俺の名前を探しているらしく、ずっと、ゆ、ゆ、ゆき…と探していた。俺も探しているとゆきやと書かれたところが。
ゆ「あ、あった。ほら、あそこ」
ア「え?どれどれ…お!ほんとじゃん!!!!えっと…1年A組35番…ゆきや。」
彼は嬉しそうにそう呟いて、俺はね、と伝えてこようとしたが、後ろの声に邪魔された。
ア「俺はね、俺は…((テ「おはよう。ゆきやさん」
声がしたので振り向くと、後ろには黒いフードを被ったテトが立っていた。
ア「むー…」
アニメハはテトを睨むも、テトは別段変わりのない顔で喋り続けた。
テ「俺のクラスゆきやさんと一緒なんだよね。クラス一緒に行かない?」
ゆ「ん、おっけー」
と軽く返事をすればアニメハも俺も俺も!といってきたので、俺は、はいはい。となだめてやった。
ゆ「あれ?アニメハも同じクラス?」
ア「うん!ゆきやと同じ」
に「え、お前ら集まるの早すぎない??」
ゆ「あ…!にっちゃん。おはよう」
に「お、ゆきやさんおはよー…!」
ゆ「にっちゃんのクラスは…お!俺とアニメハとテトと同じじゃん!」
に「あ!本当だ!」
彼は嬉しそうに笑っては、俺も一緒にクラス行きたいなーなんて照れくさそうに頭をかいていた。にっちゃんはほんと可愛いな。
ゆ「いいよ!いこ!」
に「…!うん!行くー!」
にっちゃんと俺は手をつないで行った。
テ「にっちゃんばかりずるい。」
ア「うわっ!待ってよ!」
二人も後ろからついてきた。
俺たちのクラスに着けば、なぜかエヴァ(マダム)とバナナ、おたっきが待っていた。
エ「あらぁ!アニメハ君じゃない!」
ア「げ…」
ゆ「おw夫婦水入らず?ww」
説明しよう。エヴァとアニメハは結婚しているのだ(いいえ嘘です)
バ「おー…ゆきや。見事ゆきやとクラス離れたよ…」
お「…コクコク」
俺もだよと言わんばかりにおたっきが頭を縦に振った。
テ「そういえばここの校長変な顔の人だよね」
ゆ「あー担任は臭い人らしいね」
と二人で色々笑っていたが、にっちゃんがとあることに気づいた。
に「ここ1年A組に…俺たち以外に生徒いなくね?」
テ「確かに…」
ゆ「ほんとだ…」
ア「まぁ、でもゆきやが俺たち以外に横取られなくて安心じゃない?」急にアニメハが俺の肩に手をのっけてきた
何言ってんだこいつ
ゆ「は…?何言ってんのエロメハ。」
テ「逆にそうかもね。チャンスじゃん」
と反対の方に手をかけてきた。
ゆ「て、テト?」
そして後ろから、おたっきがぎゅーとしてきた。ん?ん?なに急に。こんなハーレム嬉しくないんですけど…もっとかわいい女の子に…あ、かわいい女の子じゃないけど、こいつは!こいつはかわいいじゃねぇか!
俺は俺の眼の前で、俺も行ったほうがいいのかな??みたいな感じでモジモジしてる、彼に抱きついた。
ゆ「やっぱりにっちゃんかなぁ…」
に「!ほんと…??」
ゆ「勿論」
に「あ、俺もゆきやさんがいいなぁ…」
てへへなんて笑う彼。可愛すぎかよ。



(作者から次は我々だです。私の推しはもちろんのごとくゆきやさんですよ。だがにっちゃんも好きなんで二人を可愛い二人組にしたいなぁと)
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ