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□12 神無毘橋の戦い
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『リン!オビト!
リン「!!スバル!!」
『遅くなって本当に悪かった。前の任務でてこずってな……』
……くそっ……遅すぎた…………オビト……
『オビト……今助けてやる!もうちょっとの辛抱だ!!』
オビト「…… スバルか……………もういいんだ………早く………行け……」
『うるせぇ黙ってろ!!リンはカカシのとこへ行ってて。………大丈夫だから』
リン「う、うん………お願い………オビトを………助けて………」
『あぁ…任せとけ!……つっ………(くっ…肩と腕の腐敗が進んでやがる)……………っし』
この為にと言っても過言ではない…じーちゃんに無理言って覚えさせてもらった術……
なのに俺は直前まで思い出せなかった……
オビトもこんなになっちまった……
カカシにも写輪眼が渡ってしまった……
何も守りきれてないじゃねーか……くそっ
いや……オビトはまだ生きてる……ここで…必ず助けるんだ!!
『 土遁・軽重岩の術!!』
ドンッ
オビトの上に乗っている巨大な岩がオビトから少し浮く
『っしゃぁ!オビト!もう助かるぞ!……!!!』
………………右半身が……グチャグチャに………
これは………里に戻るまで持たねぇぞ
『オビト、いいか。今ここで俺が少しでもお前の体を治す。お前は生き延びることだけを考えてろ!』
オビト「………………………あぁ………………」
ヒュッヒュッ
バッ
ブゥゥゥゥン
緑色のチャクラがオビトを包む
……くそっ……ここまで潰れてる体を戻すのは……すげーキツイ……
ズキッ
ドクドク…
『っつ…………血が………足りてねぇな………俺も………ぶっ倒れそうだ……………こんな怪我させちまって………悪かったなオビト………』
!!
敵が!!
『……まずい!!カカシ!!くっ!影分身の術!』
リン「キャア!」
カカシ「くそっまだ仲間がいたのか!」
ザザッ
『俺も加勢する』
カカシ「!………無理しないでよ?」
『カカシもね、いくぞ!』