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□10 決意と困惑
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カカシ視点



今日は比較的軽めの任務だった

終わってから夕飯の買い物をしに商店街へ


………夕方になると……人はどうしてこうも切なくなるのだろうか……


俺は…

父さんがいなくなって…

1人になって…………くそっ




まただ……

やめよ考えるのは……




はぁ〜と長い溜め息を吐き、仕切り直して夕飯を何にしようか考えてると名前を呼ばれた




見ると スバルとオビトがいた


……なんで二人でいんの?

……って、なに考えてんだ俺……


二人でいることぐらい普通にあるだろう



自分の思考の幼さにまた溜め息を吐いた

なにやら二人で修行してたみたいだけど……


俺の中の黒い何かがモヤモヤしてると スバルが一緒にご飯しようと誘ってきた



……まぁ、今このまま帰って一人で食べても……何も美味くは感じないだろう……


それに……やっぱり二人っきりにさせとくのは……ちょっとね。


俺は行くと答えた


結局リンも呼ぶことにして親睦会ってことになったけど。




でも…………



誘ってくれた スバルに……

感謝だな……

今日は1人に……なりたくなかった



そんなことを思いスバルに礼を言うとすごい笑顔で

『え?……ハハッ何言ってんだよ!バカシ!俺達友達だろ?仲間だろ?そんなの……当たり前のことだろ?』




ドクンッ





///;;!


なんだ;;?






…ものすごく……胸が痛い位に……ドキドキしてる










!……いや……まさか……だよな、ありえない







……………どーしちゃったのよ俺は…            
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