Book

□4 はたけカカシ
3ページ/5ページ

カカシ視点



俺の名前を知ってるアイツ……

俺だけじゃない、オビトやリン……

それに

クシナさんや先生の術のことまで……



俺はあんな奴と知り合いになった覚えもない






………なんだか気に入らない………






暫くすると先生がアイツを小脇に抱えた

………三代目のところかな………



二人がいなくなっても俺はそこから動かなかった






……………………気に入らないんだ………………








でも………………………




アイツの顔が頭から離れなかった………


「なんだってーのよ……」





まぁ………少し調べてみるか……




調べてみるとはいっても


気配もチャクラも駄々漏れなアイツの家を見つけ窓をチラっと覗けば



泥の様に眠っている………



「(………………綺麗な………顔してるな………………………っ!って、ほんと何考えてんのよ俺………………)」



次の日は、俺達の任務か終わってからミナト先生と買い物に行ったらしい



その日も特に問題なし……
……………先生もいつか言ってくるかな………



そして今日俺は、任務が休みなため
買い物をしに外を出た



たまには休もうとアイツのことも考えずに商店街を歩く………が



………………………………このチャクラ………………




俺は瞬身の術を使ってこのチャクラの持ち主がいる所まで移動した

勿論気配は消したよ



そしたら顔岩を一望できる場所にアイツはいた




俺は気配を消すことが得意だけど、アイツは俺のことがわかるかのように振り向いた



『……………………はたけカカシ………』



「!!!!」


目が……金色に………





お前は……なんで………俺を知ってるんだよ………





透き通るような金色の目と端正な顔立ちのアイツから目が離すことができなくて
俺は動けなかった………
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ