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□12 神無毘橋の戦い
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ミナト「そんなわけで…今日からカカシは俺と同じ上忍に就任したんだよね。あとでシカクさんとスバルも合流するはずだから。それまでは効率を考えて俺とカカシ班で分かれてやることにするから……」
オビト「分かれてやるって……じゃあ…」
ミナト「ん!そうだね、カカシを隊長にオビトとリンで三人一組ね…で、俺は一人。で、カカシ隊…君達の任務は、敵の後方地域に潜入。物資補給に使われているこの橋を破壊し敵の支援機能を分断。そのご速やかに離脱すること」
「「「はい!!」」」
ーーーーーーーーーー…………
ミナト「ここからは二手に分かれる、みんな頑張るんだよ。気を付けて………よし…行くよ!散!」
ピチャッ
ピクッ
カカシ「!!」
スッ
オビト・リン「「!」」
ブォッ!!
頭上から尖った竹槍が無数向かってくる
オビト「火遁・豪火球の術!」
ゴウッッ
ドザーンッ ドボンッ
カカシ・オビト「「!!」」
バチャッッ
キンッ
キンッ
キンッッッ
リン「キャアー!」
カカシ・オビト「「!」」
岩隠れ「こいつは預からせてもらう」
オビト「くっ!」
カカシ「待て!!!」
ドロンッ
オビト「ちくしょう!!」
カカシ「オビト!奴等を追うな!!二人でこのまま任務を続行する」
オビト「リンはどうすんだよ!!」
カカシ「リンは後回しだ。それに運良く医療忍者だ、捕虜になっても手厚く扱われるだろう。それより問題はこっちの作戦が知れる事だ。情報が漏れればすぐに橋に警戒体制をしくだろう……任務はより困難になる」
オビト「お前の言うリンの無事ってのは想像の範ちゅうじゃねーか!任務よりリンを助ける方が優先だ!!」
カカシ「忍なら……仲間を犠牲にしてでも任務の遂行が絶対だ。それが ”掟“ だ。この任務が失敗すれば戦争は長引きより多くの犠牲が出る」
オビト「そんなの仮定の話だろ!そんなもんの為に今まで生死を共にしてきた仲間を簡単に切り捨てんのか!!」
カカシ「お前は何もわかっちゃいない!掟を破った奴がどうなるか……」
オビト「俺は “白い牙” を本当の英雄だと思ってる」
カカシ「!!」
オビト「…………確かに忍者の世界でルールや掟を破るやつはクズ呼ばわりされる……けどな……仲間を大切にしない奴はそれ以上のクズだ」
カカシ「………」