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□無愛想な兄と能天気な妹8
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宮地と妹の名前は?が付き合いだしたと、聞いた兄の名前は?が原因不明な高熱を3日だしたのは、全員が開いた口が塞がらなかった。シスコンもそこまで行ったら病気だと部員全員思っていた。
「オレの家に泊まりにくんのはいいけどさ?兄の名前は?…しかたねーじゃん!宮地サンも妹の名前は?ちゃんも幸せになればさ!兄としては嬉しいだろ?!」
高尾は心底めんどくさくなり始めていた。誰が?兄の名前は?以外居なかった
「兄の名前は?と結婚する!て言ってたくせに…宮地先輩と…」
「いやいや、結婚じゃないしお前のそれ近親相姦だから!ガキの頃しょ?!オレの妹ちゃんもそれは言ってたから」
はぁ…と、泊まりに来るなりネチネチ、ネチネチと何時間このやり取りをして居るのか…心底もうやめたいが高尾の本音だった。
「宮地先輩なら…妹の名前は?は泣けるんだな…て。」
「泣ける?」
「あの事件以来…涙なんてあの日久しぶりにみた…オレじゃ妹の名前は?は…」
「兄の名前は?それは違うくね?そりゃ、兄貴に泣けなくても好きなやつにならてあるしょ?逆に宮地サンに勝てないことも兄の名前は?はいっぱいあるしな?宮地サンだってこの先歯がゆいと思うけど?」
「…バスケを奪って…オレが病んで妹の名前は?は吐き出せなかっただけだろ?」
「守ってきたのは兄の名前は?だろ?宮地サンじゃないっしょ?そこは…ただ、適材適所があるだけだって」
「……そうだよなぁ…死ぬまで一緒ですなんて…兄妹じゃできねぇし…いつか誰かがその埋めれない隙間埋めてくれるしな…幸せになるならオレはそれでいいか…」
へらへらと力の無い笑顔をしながらいつのまにか高尾だけには、無防備な姿を見せるようにもなってきている兄の名前は?に高尾ももやもやとしていた
兄の名前は?が緑間と仲良くしているとイライラもするし、真太郎、真太郎と楽しげなのに、緑間の相棒はオレと言う嫉妬なのか…兄の名前は?が緑間にベッタリなのが、イライラするのか自分の気持ちがわからなくなっていた。
「高尾は好きなヤツ居ねぇの?」
「んー…興味は無い訳じゃねーけど…今はバスケが楽しすぎて考えないかな?」
「……オレもバスケがあれば今は満足だな…オレがインハイ連れていってやらねぇと…バスケを奪っちまったから。妹の名前は?の右手な…薬指と小指動きが悪いんだよあの事件で日常生活はリハリビで出来るようになっても…バスケはダメだった」
「奪ったのはその犯人だろ?兄の名前は?じゃないっしょ?」
「…お前の妹が同じ目に遭ったら?」
「許せねぇな…オレを狙えよて…ああ、そか…ごめん、考えたらなかったわオレ…」
クッションに抱きつきながら寝転んでいる兄の名前は?に謝ると。女がそんな傷を負っていきるのは好奇な詮索もされるし。兄としてはそれが足枷になったらたまらないだろうと考えるものの
「でもさ?その分お前は妹の名前は?ちゃんから目を離さなくなっただろ?今は、宮地さんが居るからそれも減るだろうけど…やっぱさ!兄ちゃんには恋人は勝てねぇよ?」
「…なぁ…和成…」
「え?」
和成と初めて呼ばれて胸を鷲掴みされたような気分になり。顔が熱くなると兄の名前は?の寝息が聞こえ始めると布団をかけてやると普段は眉間に常にシワがある兄の名前は?の穏やかな寝息に
「不意打ちは…卑怯だろ……。確信しちゃっただろ…お前が好きなんだって…」
高尾の切ない声がポツリと漏れる、男に好きだとか不毛だなと思いながらも、ほっておけない兄の名前は?に笑いかけて眠りについた
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