メイン連載部屋

□無愛想な兄と能天気な妹5
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出された食事を全員が食べ終わると、食後にとイチゴを配りながら、満たされたのと流石に疲れはある体に小さなあくびをする、妹の名前は?を


「皿はオレらが洗うから、風呂してこいよオレらの方が汗掻いてるし気を使うしよオレらも」


「いいの?」


別に一番風呂じゃないとと気にするタイプがいるわけでもなく、ありがたくそれは受け取りながら


「流石にここまでしてもらったらな…オレも殿様なつもりはいくら先輩でもねぇわ」


「なんだったら、オレと入る?なーんって!」


かたん!と、兄の名前は?と宮地が立ち上がるのを緑間が見つめながら。ああ、こいつは自殺願望でもあるのか?学習しないやつだとため息をついて


「えっ、じょ、冗談すよ?!本気にしないでくださいよ?!おち、おちついっ!うぎゃぁあ!!」


ごんごん!と、鈍い音が二発高尾の頭に降り注ぎ沈黙が訪れる


「バカめ…」


「ニュースたまに見てて思いません?女って非力だとかなんだとか、世間一般では言いますけど…確かに腕力とかは敵いませんよ?男性には…でも、その男性は誰のお腹からこの世に産まれるんですか?女ですよね?たまに、男が全て理論者いますけど…女の生理痛や陣痛は男が経験すると失神するて言いますよね…。」



男三人が否定できないことに沈黙をさらにするしかなかった、確かに骨格腕力、体力、筋肉は女を勝るものの。どの家庭も見たことはある、夫婦喧嘩をしたら夫は妻には勝てないだけに。ああ…納得とうなずくしかなかった



「まぁ、暴力でねじ伏せるやつはよっぽどの小心者だろ…力を振るって誇示するやつは、よっぽど頭が悪いか勘違いしてるやつだしな弱者にしかそれを、見せつけれないやつは…」



「口では勝る女に勝つには…力しか無くなるんでしょうね。逃げ道残してあげないと男性も自尊心が傷つきますし…彼氏が浮気したとか…浮気する理由は男としての居場所がないからですし…本当に…ま、私は独り身て決めてるから問題ないですし。兄の名前は?が早く結婚して赤ちゃん抱かせてくれたら私は満足だしな…あ、お風呂いってきまーす」



しばしの、沈黙の後口を開いたのは緑間だった。完全な母親モードな妹の名前は?にため息をつき


「16の女の台詞ではないのだよ…全く…母親を見ている気分に毎度なる」


「面目ねぇ…なんか、いつのまにか悟りを開いてたんだって…」


「女の子て生まれながらの母親て言うしな…あれっしょ?男の父性は我が子を抱くまで目覚めないらしいし」


「なんにしろ…高1の発言じゃねぇよな……。妹の名前は?があの年でどれだけ、苦労してきたかわかる一言だよな…」


うんうんと、うなずくしかない男達をしらないまま。呑気にお風呂を楽しみながら上がる頃にはバスタオルを洗濯機の上に人数分だし、使い捨ての歯ブラシを並べご満悦にリビングに戻ると
きれいに皿を片付けてリビングに布団が敷いてあるのに


「あ、布団ありがとう兄の名前は?」

「え?真太郎が用意した」

「お皿は?」

「高尾が洗った」

「兄の名前は?…貴方なにしたの?机拭いてくれたとか?」

「宮地先輩がしてくれた」

「お客様になにさせてるの…?」

「すいません…」

正座しながら妹の説教にうなだれる姿は、まさにダメ父親に起こる嫁状態に、自分はこうなっちゃダメだと内心心に再認識したのは兄の名前は?以外だった 




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