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□無愛想な兄と能天気な妹1
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無愛想な兄と楽天家な妹ー1

あの、キセキの世代の緑間真太郎を獲得した秀徳は最初から無理難題を突きつけてきた、緑間に手を焼いていた。

【新崎兄妹も一緒じゃないと、推薦は受けません。あの二人も一緒じゃないとお断りなのだよ】


新崎兄妹…二卵性双生児で兄の兄の名前は?は、帝光中学準レギュラーのベンチ要因で実力は、キセキには劣るものの月バスにPFとして特集された実力は証明されていた。インサイドでは恵まれた身長188センチと運動神経をしているのは、試合でも証明されていた

妹の妹の名前は?もバスケをするには恵まれた、体格をしていた。帝光女子バスケ部出身で兄と同じPFをしていた。女子にしては超長の175と兄の兄の名前は?とそっくりな顔をしているため、一卵性とよく間違われて女子から告白されるなんてよくあった。緑間とは幼稚園から一緒で、親子で仲がいい付き合いもしていた



「聞いたか?今年の一年、緑間にあの新崎兄弟…あれ?兄弟?兄妹?なんにしろ、オレらも手が抜けないって」



二年達がひそひそと、話す中。蜂蜜色の長身の童顔…の、三年の宮地清志だけは興味無さそうに聞いていた


「でもよ?女子バスケ無くね?秀徳…どうすんだ?女子マネ?」


「おい!んな、ごたごた話してねぇで!練習しろ!ん?何、轢かれたいのか?」



二年に渇を入れると、ボールをドリブルし始めるとため息を漏らしこの先やって来るだろう嵐の前触れをまだ知らない、宮地だった




入学式が終わり教科書販売や何だかんだと新入生がばたつきながら歩きまわり部活勧誘やなんだと騒がしいある日、宮地達がそんな会話をしてから二週間後だった。


「兄の名前は?ー…次なんだっけ?て、聞いた相手を間違えた、真太郎…次なにを申し込むんだっけ?」


兄に聞いた瞬間、オレが分かるわけがないだろうと眉間にシワを寄せられたのでため息をつき、緑間に助けを求めながら新入生の地獄のような新生活の申し込みに追われていた


「え?セーラー服てことは女子?!身長高っ…あっちの学ランの男子二人身長ヤバくない?!て、あの眼鏡の人なんで、サボテン持ってるの?」


無駄に目立つ長身三人組をひそひそと話す声にまたかとため息をつきたくもなる、相変わらずのラッキーアイテムはこんな、雑踏の中サボテンと刺さったらどうするのか小さなミニサボテンを持つ緑間にため息をつく


「喉乾いた…私飲み物買ってくる、真太郎も兄の名前は?もお茶でいい?つか、お茶ね…面倒だから…それにして」


むしろ聞いた意味がどこにあったのか、お茶1択を選択して自動販売機に買いにいくと、オレンジの目をした黒髪の中分けがじっと見つめてきた



「あれ…?君さ?新崎兄の名前は?君…て、ええ?!ブッフォッ!!セーラー服?!え、女だった?!」



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