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□無愛想な兄と能天気な妹12
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三人の真ん中に正座しながら反省してごめんなさいと、頭を下げるのに。反省して理解してるならと付け加えると


「で、高尾…兄の名前は?は口説けたのか?ちんたらしてんなよ」


「…口説けるわけないっしょ?!こいつ、鈍感にもほどがありますよ!」


「……その前に、男に惚れられてる認知をさせてやれ。まずそこからなのだよ」


「はっ!やっぱそうだよな、妹の名前は?ちゃん…兄の名前は?が惚れた先輩て誰?」


「帝光のキャプテンしてた、虹村サンですよ?と、言っても。あれは兄として慕うに近いかな。あとは…裕也サンですかね?」


宮地がまさかの弟の名前に蒸せてソファーに寝転びながら聞いていたのを体を飛び起きさせ、高尾が涙目になる


「ふむ、つまりは…兄の名前は?の好みは、ワイルド系の先輩様タイプか…真逆なタイプな訳だな…高尾ご愁傷さまなのだよ」


「ゆ、裕也かよよりにもよって…。でも、裕也は…大坪の妹も気になってたしな…兄キ的に言わせてもらえば、アイツは…たぶん男にはこれっぽっちもてタイプだしな」


「あったら困りますけどね!別にオレは男がすきな、ホモーっじゃなくて。バイなだけですよ。ちゃんと女の子も好きだし…それは兄の名前は?ですよね」


「兄の名前は?童貞ではないですよ、女子大生と一時期付き合ってましたから、中2の時兄の名前は?的には本気だったのにて、三日ぐらい部屋から出てきませんでしたから」


「「「え?!」」」


「でも、就職するからて。別れたんですよね、て。なにを硬直してるの?恋愛の食指はそれぞれありますからね。」


中2と女子大生という、まさかの恋愛事情に高尾が頭を抱えるつまりは、年上すき。アウトローで年上すきという好みに。同級生でアウトローなとは真逆な立ち位置の自分に


「…まぁ、高尾…気合い入れて口説き直せ…な?」


絨毯の上に頭を抱えてゴメン寝状態で丸まる高尾に最大級の応援をするものの部屋のなかにはご愁傷さま空気が満ち溢れる


「高尾君大丈夫、兄の名前は?は最近無意識にたまに、和成て呼ぶんですよね」


「なんで、本人には寝ぼけてしか言わなかったくせに!妹の名前は?ちゃんにいってんだよっ!宮地サンやめてっオレ、足置きじゃないんで!」


ウゼぇと一言呟くと背中にどかりと、足を投げ出して高尾揺すりながら舌打ちして




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