闇夜に舞う服部の相棒W

□第8話
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ブーン

森山さんの家に向かう

rrrr

『ん?』

「亜夜さん!今、何処?」

『今か?森山さんの家に向かってるが……』

「僕も其所にいるんだ!」

『はい?まぁ』

「着いたら連絡してね!じゃ」

ツーツー

rrrr

『今度は誰だよ!』

『もしもし?』

「お、亜夜君、出来たぞ変声器」

『おー!ありがたい!!!』

「なんの!これしき」

『今、急いでるんで。また、何か持ってきますよ』

「よろしく頼んじゃぞ」

『はい……ありがとうございました』

ツーツー

後は赤井さんから服装を借りて、翡翠色のカラコンを買って……

考えている内に森山さんの家に到着

「あ、亜夜さん!」

「……」

『まだ殺害されていな……』

パリンッ

『なっ……危ない!コナンッ!』

脇に挟み、森山さん車のボンネットにあたる

『いっつ…コナン、怪我は?』

「ううん!亜夜さんがいたから大丈夫!」

『ボウヤ、車に乗れ』

「え?世良の姉ちゃんは?」

『バイクで来るだろ……ほら、シートベルトしないと死ぬぞ』

「え……」

ブーッ!

"危ないだろ!"

"何処見てんだ!!!"

等々……色々怒号が飛んでいるがそんなことをいちいち気にしていられない

「亜夜さん、だ、大丈夫?」

『黙ってな、ボウヤ……』

「……(怖ぇえ)」

『狙撃場所と考えられるのは2つ。どっちだと思う?ボウヤ』

「高いほうに賭ける!」

『俺も同じだ』

『フロントガラスと森山さんの弾痕の位置を直線で結ぶと、手前にある低いビルが狙撃ポイントになる……』

「あの時森山さんの車は、まだ地下駐車場の途中にあった!!」

『っつーことは、坂道の角度を加算した入射角が本当の弾丸になるはず』

そして、その弾道上にある高層ビルの一つ






屋上

パチリとケータイの電源を付ける

「亜夜さん、これ」

『ん?あ……サイコロ……』

「コナンくーん!」

「ねえ、見て!ここに……」

『さて、俺はお邪魔虫だな』

バレないようにそっと、屋上を去った
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