闇夜に舞う服部の相棒

□第9話
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「ところでこの絵、何なんかわからはりますか?桜氏の自宅の《義経記》に挟んであったんやけど…」

『うっ』

吐くよ!マジで!

体温計を口に突っ込むとかあり得ないわ!

『「フルフル」』

頭を横に降る

紙を用意してもらい、文字を書く

『全く分からない』

そう書いた

「まぁ…よろしやろ」

「これに懲りておとなしゅうしてることですな!名無しもおとなしゅうな」

『オッケー』

「(全然オッケーじゃねーだろ;)」

「それじゃ、私もこれで…」

「大事にな、平ちゃん、名無しちゃん!」

バタン

「私、お父さんに電話してくる」

「うん!」

「二人のこと、よろしくね!」

「分かった!! 」

『良し、行くか』

「何処へや?」
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