闇夜に舞う服部の相棒W

□第8話
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数分後


「あれ?亜夜さんがいない」

「本当だ。何処に行ったんだろう」


博士の家に変声器をもらい

家に帰宅



工藤家


『赤っ……沖矢さん』

「(今、赤井って……)どうかしました?」

『赤井さんの衣装貸してください』

「は?」

二回目の口調が赤井さんになってる;

『後はカラコン買うだけなんで』

「声はどうするつもりだ」

『これがあります』

「???」

首に変声器をつけ

ピッ

『ククッ…』

「!!!」

『どうです?』

「…分かったからその口調でその声は止めてくれ;」

『どうしてです?』

「はぁ…亜夜」

『はい?む?』

不意討ちで、キスをされた

「……」

胸元をたたく

「分かったか?」

『……ほーい』

ピッと変声器を外す

「分かればいい」

『……』

フラッ

「おい!」

『あ、ごめんなさ……』

「体が限界に近いのだろう」

『全然大丈夫です』

「こんなに隈を作ってまで、大丈夫と言えるのか」

隈の部分を触られる

『元々、そんなに寝ませんし…1日に1時間寝られたら充分です』

「それじゃあ、全く体を休めていない」

『赤井さんに言われたくないです…それに』

「???」

『赤井さんと同じじゃないですか、隈』

「…フッ」

『じゃ、仕事ありますんで…おやすみなさい』

「待て」

『へ?』

襟口を引っ張られ、首が締まる

『ぐえっ』

後ろから抱き締められる

「…」

ドクンドクンと伝わる心臓の音

『(子守唄みたい)』

ガクリと膝から崩れるように眠った

「眠ったか…」

rrrr

「!!!」

「もしもし?」

「あ、赤井さん?」

「どうした?ボウヤ」

「亜夜さん、いる?」

「さっき強制的に寝かしたばかりだ」

「…なんか、悪かったね」

「いや……」

「じゃ、亜夜さんによろしくね!」

「あぁ」

ツーツー

亜夜の頭を左肩で支えながら電話をしていた

『誰です…か』

「起こしたか?」

『いえ、なんとなく意識が飛びそうになってました』

「…寝ていろと言ったはずだが」

『覚めちゃいました』

「はぁ…」

rrrr

「『……』」

「もしもー…((ちょ、亜夜!何処にいるの!!!」

『あ…はい。家にいます。はい』

「今すぐ、警視庁に来て!!!」

『「警視庁?」』

「えぇ…頼んだわよ!」

ブチッ

『切れちゃった…さ、行こ』

ガシッ

『???』

「送る」

『え…?マスタング?スバル360?』

「……」

『GT-Rで行きますか』

「えぇ…あんな車(マスタング)で行ったらはた迷惑だろう」

『いや、だから…沖矢さんの口調で赤井さんの口調やめてください』

ピッ

「すみません」

『じゃ、行こ?』

「はい」
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