夢見 シリーズ

□親睦旅行
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お見合いから数ヶ月。
日番谷隊長とはとくに変わらない毎日を送っている。
ああはいったものの進展もなし。
…でもなんだか日番谷隊長には昔のように接することができるようになった。

愛「日番谷隊長っ!!」
日番谷「どうした?」
愛「じゃーん。夏の親睦旅行。日番谷隊長も行きましょう?」
日番谷「…俺が行くとみんなが気をぬけないだろう?」
愛「そんなことありません。親睦旅行なんですからみんなと仲良くなりましょう?というわけで参加でだしときますね。」
日番谷「…ああ。」
…なんだか愛は明るくなった。
俺にも昔付き合ってた頃のような笑顔を見せてくれるようになった。これは期待してもいいんだろうか。
あの時俺に抱きついてくれたこと。
俺はうれしくて仕方なかった。
市丸でも朽木でも恋次でもなく俺に…。
ちゃんともう1度告白しよう。


6番隊

愛「朽木隊長?恋次?」
朽木「どうした?」
愛「じゃーん。夏の親睦旅行!朽木隊長も行きましょう?」
朽木「…俺は…」
恋次「行く行くっ!!朽木隊長も参加で!!」
朽木「おい…」
愛「りょーかい!じゃ参加でだしときますね。朽木隊長。」
朽木「日番谷も行くのか?」
愛「日番谷隊長も行きますよ。むしろ強制参加です。」
朽木「…付き合ってるのか?」
愛「え!?付き合ってませんっ!!あれからとくになにもないですし…。
でも日番谷隊長にも笑えるようになりました。昔のように。」
朽木「…そうか。よかったな。」
愛「…はいっ!では失礼しますね。」

恋次「…幸せそうですね。」
朽木「…ああ。」
恋次「これでいいんですよね。あいつが幸せならそれで。」
朽木「…。」

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