堕落した色松
□墜落エンジェル
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薄暗い部屋に、一つのキャンドルが灯され、微かに揺らめくその影は、二人の姿を映し出す。
影が動く度、軋むベッドの音。
それと同時に聞こえてくる粘着質な音は、厭らしく、淫らに聞こえた。
「……っ、……ンンッ……はぁっ…」
ため息混じりで、甘い吐息が漏れるその口からは、紅い舌が顔を覗かせ、だらしなく涎を流す。
「…一松はここが好きなんだよな…」
そう言って、胸の飾りを甘噛みし、その刺激でカラ松の指を加え込んでいる部分が余計に締め付ける。
中で動く指に翻弄され、一松の腰は揺らめく。
もうどの位中に入っているのか、一松の下腹部には多量の精液で汚れ、シーツには先走りや腸液でグチョグチョに汚れていた。
「…も…いい、っ…も、指……やぁ……っ…」
涙で顔は濡れ、快感に溺れた表情は紅く色付き、カラ松を誘惑する。
中にある前立腺に軽く触れれば、一松の腰は更に揺れ、よがり乱れた。
「ァあ、…ィヤ…だっ!またイっちゃ…っ、…」
「別に何回イっても構わないよ、Brother…その可愛い顔がもっと見たい…」
「ぅあぁああぁぁっ、ダメぇぇカラ松ゥゥンッ…」
自分の中で可愛く乱れる一松に、更なる愛しさが沸き起こり、カラ松は指を激しく動かす。
卑猥な音が部屋を支配し、一松からは喘ぎ声と共に、少しの精液が溢れ出た。
呼吸を乱し、虚ろな瞳でカラ松を見る一松の姿に、カラ松の下半身は破裂しそうだった。
一松から指を抜き、カラ松は自分のそそり立つソレを一松に宛てがうと、一気に奥までねじ込んだ。
「ゃああああぁぁぁぁっ…」
その刺激にも一松は達したようで、微かに身体は痙攣している。
ポロポロ泣く一松の頬を舐めると、一気に一松の身体を起こし騎乗位の体制をとる。
「…あっ…やぁ、これ…あた…るぅぅぅ…ンア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙」
一松の意見などお構い無しに、カラ松は腰を激しく振り始める。
力無く揺さぶられる一松の顔を両手包み、その可愛い顔を見つめる。