クリスタル横丁

□初夢!!
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そして空の上


ジタン「いいか、目を皿にしろ。俺たちは今からハンターだ。どんな獲物も取り逃がすな!」
ティーダ「うッス!」
ジタン「どんな些細なものも見逃すな!」
エース「了解!」
ジタン「エース!『了解』じゃなくて『うッス!』だ!キャラは無視して合わせろ!」
エース「う、うッス!」(←照れ臭いけどちょっと嬉し楽しい)
クラウド「いや、キャラ無視はほどほどにしろ」

スコール(ほどほどでいいんだな)

エース「あれは!」
ジタン「いたか!?」
エース「ザックスとエアリスがマ〇オごっこしてる」
クラウド「マリ〇ごっこ!?」
ジタン「どっちがマリ〇だ!?」
クラウド「どーでもいいだろ!!」
エース「エアリスがマリ〇でザックスがルイ〇ジだな」
スコール「エアリスはカラー的にピ〇チ姫じゃないんだな」
ティーダ「ほら、基本はマリ〇とルイ〇ジで冒険するし」
スコール「最近はピ〇チ姫とそれに加えてピノキ〇も冒険に加わっているだろう」
クラウド「どーでもいいわ!!」

ティーダ「お!」
スコール「いたか?」
ティーダ「ゼルとレノとギップルがサボテンダンス躍ってるッス!」
クラウド「どーでもいい!」
ジタン「あ!」
エース「いたか?」
ジタン「情報部が龍に跨って日本昔話のOPごっこしてるぞ!」
クラウド「夢と分かっててやってんのかそうでないのか・・・」
スコール「情報部の事だから絶対に夢と分かっててやってるだろうな。それよりも見つけたぞ」
クラウド「もうボケはいいぞ」
スコール「リノアたちが集まってお茶会してるぞ」
クラウド「はいはいお茶会な・・・ってマジか!!?」
ジタン「あー!マジだー!!!」
ティーダ「しかもこの間やったアリス月間の衣装だ!」
エース「今すぐ降下準備だ!」
クラウド「行くぞ!」


ヒュー(五人揃って降下する)

バンッ!(五人揃ってハイウィンドウ号の甲板に激突する)





コックピット


シド「んぁ?今なんかぶつかったか?」
バレット「モンスターが撃ち落とされたんだろ」
ジェクト「それより早く酒豪大会の会場に行くぞ!!」





クラウド「うごご・・・」
スコール「早速障害物が・・・」
ジタン「おいおい!そんな事よりどんどん遠のいちまってるぞ!」
ティーダ「早く降りるッス!」
エース「今度こそ行くぞ!」


ヒュー(五人揃って降下する)

ドスッ(五人揃って鳩尾に砲弾が直撃する」


五人「ぐふっ」


アニキ「スマン!シンネンノ、ウチアゲハナビガ、アタッタ!」


ティーダ「おごご・・・」
クラウド「た、耐えろ!もうすぐで地上だ!」


ガシッ(上からアームで掴まれる)


五人「え?」


ジャック「お〜い!だーいじょうぶー?」

エース「ジャック!?それにみんなも!!」

ケイト「エースたちが落ちてるのが見えたから助けに来たんだよ!」

エース「す、すまない。ありがとう・・・」
ティーダ「ほんっとうにありがとな!でも俺たち、ユウナたちの所に行きたいんだ!!」

キング「だそうだ、シンク」
シンク「りょ〜か〜い!」


ポチッ

ドシュン!!(飛空艇前進!!)


クラウド「進んでどーする!!!」

シンク「あれ〜?間違えちゃった」
クイーン「これは前に進むボタンだって言ったじゃない」
ナイン「後ろに進むボタンはこれだぜコラァ!」


ポチッ


カッチカッチカッチ(ウィンカーの音)


セブン「ナイン、それはウィンカーだぞ」

クラウド「なんで飛空艇にウィンカーがあるんだよ!?」

エイト「最近の空路事情も厳しくなっててウィンカーの搭載が義務付けられているんだ」

クラウド「夢もファンタジーもクソもねぇ!!」

ジタン「おい!もういっそのこと放してくれ!後の事は何とかするから!」

トレイ「えーっと、アームのボタンは・・・」
サイス「これじゃねーか?」


ポチッ

ブンブンブンブンッ(振り回される)


クラウド「のぁああああああああ!!!」
ティーダ「め、目が回る〜〜〜!!!」

キング「おい、何してるんだ」
サイス「悪ぃ、ボタン間違えた」
ケイト「ていうかボタンが複雑なのが悪いんだよ!全部似たような模様で分かりにくいし!」
セブン「とにかくクラウドたちを助けるぞ」
ジャック「確かこれが止めるボタンだっけ?」


ポチッ

ビュンッ!!


クラウド「叩きつけボタンじゃねーか!!」


ドスンッ!!(地面に思いっきり叩きつけられる)

・・・・・・

・・・・・・


ティーダ「・・・お・・・俺たちの・・・今年の運勢って・・・」
ジタン「ふんだり・・・けったり・・・」
エース「どうあがいても大切な人の元にはいけない・・・」
スコール「いつもの俺たち・・・」
クラウド「今年も逃れられない・・・」


ティファ「クラウド!大丈夫!?」
リノア「スコール平気!?」
ガーネット「ジタン怪我してない!?」
ユウナ「ティーダ!今助けるから!!」
デュース「エースさん、どこか酷く痛む所はありませんか!?」


ティーダ「あ、でも救いはありそう・・・!」
ジタン「今年の俺たちにも多少の幸福は―――」


ジリリリリリリリッ!!!





五人「ハッ!!?」


エース「・・・・・・夢、終わった・・・」

シンク「エース〜おはよ〜」



ジタン「なぁ、これ・・・どうなんだ?」
クラウド「どうもこうもそのまんまだろ。今年も楽園に辿り着く直前で妨害に合うっていうオチだよ」
ティーダ「まぁメテオオチよりマシじゃね?」
クラウド「夢の中盤で小せぇけどメテオ当たっただろ。メテオオチフラグ建ってんだろ」
スコール「つまりいつもと変わらないという訳だ」
クラウド「セフィロスオーナーを見かけたからその倍は酷くなるだろうな」
ティーダ「例えば?」
ジタン「特大のメテオが降ってくる」


・・・ドォーーーーーーーーーーーーーーーンンン!!!!!!!!

・・・・・・

・・・・・・


クラウド「・・・ジタンの所為だぞ・・・」
ジタン「・・・俺は窓から見た風景を言っただけだ・・・」
ティーダ「絶対・・・夢で俺たちに見られた腹いせかなんかッスよね・・・」
スコール「それ以外考えられないな・・・」
ジタン「ま、とりあえず」












END





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