クリスタル横丁

□悪の組織募集中
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トレイ「・・・」

クラウド「トレイ、お前・・・」

トレイ「あの、私は一般人でお願いします」

ティーダ「悪の参謀として採用!」
ジタン「採用!」
スコール「採用」
エース「採用!」

トレイ「採用しないで下さいよ!エースまで何ノリノリで採用してるんですか!?」

エース「悪役として採用されなかった僕の悲しみを思い知れ!」

トレイ「断固拒否します!!」

ティーダ「とりあえずもう決まったからな」
ジタン「我儘言っても決まったもんは決まったからな」
スコール「世の中にはなりたくてもなれない人間もいるんだ」
エース「僕みたいにな」
ジタン「社会ってのはこういうもんだぜ」
クラウド「何の話をしてんだよ」

トレイ「何故私がこんな目に・・・」

クラウド(耐えろトレイ、俺たちツッコミのポジションは総じて不憫なものなんだ・・・)

ティーダ「はーい次の人ー!」

シンク「はいは〜い」

ジタン「お、シンクか。シンクは何がやりたいんだ?」

シンク「ん〜、悪の科学者によって生み出された殺人アンドロイド?」

クラウド「凄いヘビーな設定持ってきたな・・・」
スコール「だがそれも悪くないな」
エース「よく考えてきたな、シンク」

シンク「えへへ〜、もっと褒めて〜」

ティーダ「シンクも採用、と」
ジタン「中々に悪の組織の人員が充実してきたな!」
クラウド「やってるのはただのヒーローショーの採用面接だけどな」
エース「次が待ってるから入れるぞ。次の人、入ってきてくれ」

エイト「失礼する」

ジタン「お、エイトか」
スコール「どのポジションを志望だ?」

エイト「ヒーローと言いたい所だがそれはエースたちのポジションだと聞いている。
    だから俺はダークヒーローを志望する」

ティーダ「ダークヒーローか〜」
ジタン「俺たちとは別のやり方で正義を貫く第三勢力か〜」
エース「いいんじゃないか?時には僕たちの正義の在り方について問いただす存在がいても」
スコール「どう思う?」
クラウド「もう好きにしろよ・・・」
ジタン「んじゃ採用な」

エイト「よしっ!」

ジタン「ここまでくるとさ、悪の組織をサポートする悪の企業とかほしいよな」
クラウド「なんだそれ」
ティーダ「そんな訳であの人を呼んでみました!」
クラウド「強引な流れだな!?」
ティーダ「張り切ってどーぞ〜!!」

ルーファウス「あまり気が乗らないな」

クラウド「ルーファウスぇ・・・」
ジタン「頼む!悪のパトロンをやってくれ!」
ティーダ「そんでついでに悪の組織費用とヒーロー費用出してくれ!!」
クラウド「本音そこだろ!!!」

ルーファウス「出してやらん事もないがあまり乗り気はしないな」

ジタン「そこをなんとか!!」

ルーファウス「そう言われてもな。クラウドが女装して町をダンスしながら二周したら考えてやらんでもないが」

クラウド「誰がするか!!」
ティーダ「頼むクラウド!!」
クラウド「頼むな!!」
スコール「俺に良い考えがある」


ピポパポポピパ♪

prrrrrrrrr


雷神『もしもしだもんよ』

スコール「俺だ。悪いがサイファーを連れてきてくれないか」

雷神『決闘でも申し込むもんか?』

スコール「近い将来そういう風になるな。とにかく連れてきてくれ」

雷神『分かったもんよ』



そして・・・



サイファー「何の用だよ根暗野郎」

スコール「ルーファウス、サイファーが悲しき人造人間役として悪の組織側につく。だから悪のパトロンになってくれ」

サイファー「はぁっ!?」
ルーファウス「全力で乗った」
サイファー「全力で乗るな!!」

キスティス「改造計画なら私たちに任せてちょうだい」
シェルク「ここばっかりは敵味方の垣根を乗り越えて協力します」

サイファー「乗り越えてくんな!引っ込んでろ!!」

雷神「なるべく痛くしないであげて欲しいもんよ」
サイファー「どんな心配してんだ!!」
風神「ビーム実装所望」
サイファー「何勝手に要求してんだ!!」

シェルク「了解」

サイファー「すんな!!」

キスティス「悪の組織の科学部門としてアニキをマッドサイエンティスト役として採用してちょうだい」

スコール「採用」

サイファー「いい加減血祭りに上げるぞテメーら!!」
ルーファウス「吠えるなサイファー。それよりも早速ラボに行って改造計画を立てるぞ」
キスティス「喜びなさい、貴方にも決定権を与えるわ」
エーコ「大出血サービスなんだから感謝しなさい!」
サイファー「出来るか!!」

クラウド「スコール、お前・・・」
スコール「さ、次に行くぞ」
ティーダ「次の人ー!」

ジャック「はいは〜い」

ジタン「お、ジャックか。ジャックも悪役志望か?」

ジャック「うん。ポジションは何でもいいよ〜。隊員でもいいし怪人でもいいし」

ジタン「よし、じゃあ遠慮なく使い回さしてもらうぞ」
クラウド「使い回すとか言うな」
スコール「とりあえず最初はトライアルで隊員をやってもらうからな。ちゃんと特別手当も出るから安心しろ」
クラウド「完璧会社の面接じゃねーか!!」
ジタン「さて、応募者はもうこれで全員だな」
ティーダ「いや〜たくさん集まったッスね〜」

??「あのーすいません」

ジタン「あり?まだ応募者がいたか?」
ティーダ「誰ッスかー?」

ネロ「すいませんが僕たちも」
ヴァイス「悪の組織の一員を希望したいんだが」

クラウド「帰れ!!!!」










そして・・・


エース「悪の組織も出来た事だし、組織名を考えないとな。まず僕たちのチーム名は何にする?」
ジタン「ヒーローズ」
クラウド「だせぇ」
ティーダ「じゃあクリスタル横丁の平和守るクリスタル横丁防衛隊」
クラウド「色々アウト」
ジタン「んじゃぁ間を取ってクリスタルヒーローズ」
スコール「採用」
クラウド「それでいいのかスコール!?」
エース「悪の組織の名前は?」
ジタン「マッチポンプ」
クラウド「やめろっ」
スコール「採用」
クラウド「すんな!!」









END




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