クリスタル横丁
□面接
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と、みせかけて更にオマケ
リノア「さて、デュースも仲間入りした事だし、早速ハグハグ道場の門下生にしたいと思いま〜す!」
デュース「ハグハグ道場?」
リノア「文字通りハグハグを極める道場だよ!師範は私!」
ユウナ「私たちは門下生だよ」
デュース「では、兄弟子ならぬ姉弟子という訳ですね」
ティファ「私とガーネットに限ってはそうでもないんだけどね・・・」
デュース「え?どういう事ですか?」
リノア「ティファとガーネットはハグハグの仕方がぎこちないから見習いなの」
ティファ「だ、だって恥ずかしいじゃない!」
ガーネット「ティファの言う通りよ!き、急に抱きついてビックリされて拒絶でもされたら・・・」
リノア「クラウドもジタンもそんな事で二人を嫌いになるの?」
二人「「はぅ・・・」」
リノア「だから大丈夫だって!ユウナを見習って頑張って!」
ガーネット「ユウナ、どうやったら恥ずかしがらずに出来る?」
ユウナ「わ、私だってすっごく恥ずかしいよ!でも、ティーダにありったけの想いを伝えると決めたら、その・・・」
リノア「覚悟が固まるんだよね?」
ユウナ「うん」
リノア「そんな感じで二人もありったけの想いを伝えると思って頑張ろう!」
ティファ「そう・・・ね。うん、私もクラウドにありったけの想いを伝える為に頑張る!」
ガーネット「私も今度こそ恥ずかしがらずに頑張る!」
リノア「そうそう、その調子だよ!」
デュース「顔がタコさんに負けないくらい真っ赤なのに本当に大丈夫でしょうか?」
リノア「デュース!しーっ!折角字面だけで誤魔化そうとしてたんだから言っちゃダメ!」
デュース「す、すいません!」
ヴァイス「たのもう」
ガラッ!
デュース「あれは純白の帝王ヴァイス!」
リノア「来た、道場破り!!」
デュース「道場破り!?」
ヴァイス「フッ、今日こそハグハグ道場の看板をいただくぞ」
デュース「あの、彼は何を言っているんですか?」
ティファ「ヴァイスは『破愚破愚道場』の師範なの」
デュース「破愚、え?」
ガーネット「リノアの愛を体現する抱擁とは真逆の殺戮を体現する抱擁、それが破愚破愚よ」
デュース「は、はぁ・・・ちなみに勝負の方法はなんですか?」
ティファ「スコールに抱きついて抱擁具合を認められた方の勝ちよ」
デュース「それもう勝負決まってませんか!?」
スコール「リノア、また道場破りが来たらしいな」
リノア「スコール!」
タンッ!(床を蹴る)
リノア「ハグハグ!」
スコール「リ、リノア!他の奴らの前だ・・・」
ヴァイス「そこを動くな、今すぐ俺の破愚破愚で潰してやろう」
スコール「舐めるな!!」
エンドオブハート!!
ヴァイス「チッ、今日の戦いはお預けだ。次こそはここの道場の看板をいただくぞ!」
リノア「返り討ちにしてやるんだから!ね、スコール!」
スコール「ああ、そうだな」
デュース「・・・この戦いに意味はあるのでしょうか」
リノア「あ、デュース今度テストね」
デュース「え?」
リノア「私達、影で評価するからエースにハグハグしてね」
デュース「ええっ!?」
リノア「不合格だったらエース相手に練習してもらうから」
デュース「ええ〜!!?」
ポンッ(肩に手を置く)
ティファ「頑張って」
ポンッ
ガーネット「私達も通った道だから」
デュース「そ、そんなぁ・・・」
えんど