Snow Dance


□Phrase 2
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監督「加藤くん、ごちそうさまー」


「ごちそうさまでした!ごめんね私まで」


加「いーって俺が誘ったんだから」


監督「2人ともほんと仲良いよねー♡ドラマの雰囲気にもハマってて、おかげで視聴率も取れてるし。ありがたいよっ」


加「んな、監督の手腕ですよ!…な?」


「そうそう!楽しく撮影させてもらってます♡」


加「おい!そこは俺のことも立てろよ」


「もー、シゲワガママ!」


監督「ふはは!それさ、まんま夫婦みたい。まぁラストまでよろしく頼むよ!じゃあね」


「「おつかれさまでしたー!」」


撮影残りの監督とはここでお別れ。



加「…で?今から小山とデートなわけだ」


「!!!!」


加「ふっ…当たりかよ。わっかりやす」


「////な、当てずっぽう?何でそんなに鋭いの…!」


加「俺が鋭いんじゃなくてお前が鈍いの!」


「う"………」


加「ま、楽しんできなよ。
──…待ち合わせなんだろ?あいつ来るまでコーヒーでも、ど?」


「いいですねぇ♡じゃあ私ご馳走します」


加「まじ?いいの?」


「いつもご馳走になってるから…たまには、ね」


加「いいとこあんじゃん○○〜♡」


本当は弱味ばかり握られてる気がしてるから…とは言わないでおこう。


「あ、ここです!こないだ教わったお店」


少し歩いて、スタッフさんオススメのカフェに入った。








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