Music


□Je te veux
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こちらはフランスの作曲家、エリック・サティが作曲した歌曲です。

ピアノ独奏でも有名ですが元々はシャンソンで、きっとどこかで耳にしたことがあるメロディ。

タイトルは日本語では「お前が欲しい」と訳されます。
中身はそのまま甘い愛の唄…「あなたの人生を私にください」という解釈もあり、求愛の歌としても有名です。
(※男声版、女声版で歌詩の内容が異なります。作中では女声版を使用)

ピアノの先生から教えられた裏話ですが、ヨーロッパでは、ご婦人に求婚されてこそ紳士は一人前!と言われるそうで、この曲のように「あなたの人生を私にください」と女性に言わしめる男性こそ本物の紳士なのだそうです。

欧州=レディファーストの国というイメージから、作者自身その話を聞いた当時、プロポーズは男性からするものなのでは?と納得できなかったのですが、年齢を重ねて落ち着いた今、そういう恋愛を一度はしてみたかった…と憧れを抱いたりするようになりました。

若い頃はチヤホヤされてナンボ!愛されてナンボ!と思っていたので(つω`*)相手にも求めるものが大きかった気がします。
高価なプレゼント、二人きりの旅行、寄り添い仲良さげに写った写真…(←かなり痛いw)そんな幸せな日々も今では良い思い出です。

愛情ってのは相手を思い遣る気持ちなんですね。もちろんラブラブなのは大変良い事ですが、この"思い遣りの気持ち"が有るか無いかで話は大分違ってきます。

"あなたのすべてが欲しい"と思える人に出逢い、相手からも同じように想われる…それが愛の理想形なのかもしれません。

長い人生、誠実に一つの誤ちもなく過ごすのはとても難しいし、それって退屈なことかも知れませんが、自分が死ぬ時に満足いく人生だった…と。悔いのない人生を歩んでこれた。そう思える人生を送りたいものです。

綺麗事かもしれないけど、自分の中の魂を磨く方法は常に誠実に。これに尽きると思います。

ちょっと重い話になりましたが、作中のメイン三人の愛も複雑に絡み合っておりますね〜♪
赤い糸があるなら、一度どっかで切って結び直そうか!ってくらい引っ絡まってます(笑)
その方がグッと距離が縮まっていいかもしれませんw

だがしかし、うまく解けて結ばれるはずです(。•ㅅ•。)たぶん、きっと!←

なのでラストまでもう少し、気長にお付き合いくださいませ♡










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