Dream S
□Clap2
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夜も更けて。
自室でのんびりとソファに座り、残った書類仕事をしていたリヴァイの顔を覗き込む者がいる。
リヴァイ
「何だ」
○○○
「…手を見せて下さい」
リヴァイ
「手?」
そっと、○○○の手が、それに重ねられる。
○○○
「やっぱり!」
リヴァイ
「…?」
○○○
「大きいですね…」
リヴァイ
「…ほう」
○○○
「きっと、エルドさんと同じくらいありますよ!」
リヴァイ
「…エルド?」
○○○
「同じくらい指からはみ出てました」
リヴァイ
「…」
○○○
「…兵長?」
リヴァイ
「○○○」
○○○
「はい」
リヴァイ
「背が低いのに、手がでかい、と?」
○○○
「!」
リヴァイ
「エルドに、こうして、この手を触らせた、と?」
○○○
「!!」
リヴァイ
「…それを俺に言うとは、いい度胸だな」
○○○
「い、え、これは、その…」
リヴァイ
「躾のし直しが必要か」
リヴァイはそう言うと、○○○の指にその指を絡めた。
リヴァイ
「…覚悟しろ」
○○○
「!!!」
朝までその躾は続きましたとさ。
end