その他

□泣き虫とサヨナラ
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私には信じられる人がいなかった。

家ではDVをうけ

学校ではイジメを受けていた。

毎日泣いていた。

「寂びいしいよ」

「悲しいよ」

「痛いよ」

「つらいよ」

「助けて・・・」

そんなことをつぶやきながら泣いていた。

そんな事が続いた中学生のころだった。

私はいつしか『泣き虫』と呼ばれるようになった。

人気のある子たちと仲のよい子たちにまた石を投げられる。

頭に当たる。

泣いても誰も助けに来ないのに、私は泣き続ける。

あの人に会うまでは・・・
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