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□今すぐに…
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「臣が好き」
「−−−っえ？」
隆二からの告白。
それは本当に唐突だった。
「困らせてるのは分かってるっ。
男の告白なんておかしいってことも。
けど…こんな気持ちじゃ歌えなくて。」
ごめん、と視線を落として呟く隆二。
その表情は何とも言えない顔だった。
「……隆二、」
思わぬ告白に驚きを隠せない広臣。
（何か言わなきゃ）
そう思ってるのに。
なかなか言葉が出てこない。
「………っ」
凝視し過ぎてしまったのだろうか。
広臣からの視線に耐えれず、
隆二は自身の両手で顔を覆った。
「ごめん。マジで今の忘れて」
「、っ何でだよ」
「ごめん」
「何で謝んの？」
向かい合ってる隆二と広臣。
「っ、来んな」
依然として俯いてる隆二の傍に寄る。
「俺が行かないと隆二来て来んねぇだろ」
スッと優しく隆二の手に触れると、
ピクッと小さく反応を示した隆二。
「手。顔上げろって」
その反応が可愛くて。
凄く愛おしく思えた。
それでも隆二は首を横に振るだけ。
「隆二」
「、」
「俺を見て」
優しく言葉を掛ける。
「俺のこと好きなんでしょ？」
「−−−っそれは、！」
思わずガバッと顔を上げた隆二。
そこには二ィ〜っと口角を上げてる広臣がいて。
（しまった）
そう思った時には既に遅かった。
「やっと目合わせてくれたし」