女の子達の日常

□果林ちゃん
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「ママ〜ごちしょうしゃま〜」
ママのご飯おいしかったー
いつもかりんにおいしいご飯作ってくれてありがとう
おままごとの続き早くやろうっと
ん…なんかやることあった気がする?
なんだっけ?
お昼ご飯を食べ終わり椅子から立ち上がり遊びに行こうとしてたらやらなきゃいけないことがあるような気がしてふと立ち止まり考える
んーと…えっと…あっそうだ!ちーってするんだった
かりんのおまる何処かな?
おまるでちーすることを思い出し、きょろきょろと部屋を見渡しおまるを探す
あっかりんのおまるあった!
いつもママと練習してるからどうすればいいか分かってる

んーおむつ脱いで…んしょ脱げた!
「ご飯食べたらおまるでちーだよ〜」
いつもママに言われてるからいつの間にか覚えちゃった
ここに座ってと…出るかなー?
いつもすぐ出るのに…なかなか出ない…あっ出てきた!
「ちーでた〜」

えっ今果林なんて言った?
果林とお昼を食べて食器を流しに持って行って、そろそろ果林におしっこさせなきゃと思っていたらリビングから果林の声がした
「今行くから待っててね〜」
最近果林はいろんな言葉を覚えてきた
特に私の口調を真似ることが多いから変な事教えないように気をつけなきゃ
あ〜出ちゃったのか…間に合わなかったんだね…
慌てて手を拭き、リビングに向かう
「えっ果林ちゃん1人でちーしてたの?」
リビングに入った私は目を疑った
あの果林が1人でおしっこしてる!
今までこんなことなかったのに!
「果林ちゃんすごいすごい上手にちー出来てるね」
おまるを覗き込むと確かにおしっこが出てる
今までこつこつやってきてよかった
他の子よりはゆっくりだけどちゃんとこの子なりに成長してるんだ
私は嬉しくなり涙が溢れそうになる

ちーできた!ママすっごく褒めてくれた
ママに褒められるとすごい嬉しい!
お尻拭いてもらって早くおままごとの続きやろう
ん…なんかすっきりした感じしない…もっと出そうな感じ…
なんだろう…

どうしたんだろ果林…いつもならおしっこ終わるとすぐに遊びに戻るのに
なんか難しい顔してる…
おしっこうまく出し切れてないのかな?
私は心配になってきた
「果林ちゃん、おしっこもっと出るのかな?ママと一緒にもう一回ちーしてみようね」
果林の耳元でしーしーと囁きながら果林のお腹を撫でる
ママにお腹撫でてもらっていたらすっきりしない理由がわかった
かりんうんちしたいんだお尻の出口むずむずしてきた
自然とおまるのハンドルを握る手に力が入り息み始める
「んんんんんんん」
なあんだ果林うんちだったんだよしよし頑張って出そうね
果林のお腹をマッサージして排便を促す
「んんんんん…はぁ〜」
ぼちゃんと音がしてうんちが出た
気持ちいい!今度こそお腹がすっきりした
かりんおまるでちーもうんちもできた!

何かが水に落ちる音がした
えっ、果林本当にうんちしたんだ
慌ててまたおまるを覗き込むときちんと健康そうなうんちが横たわっていた
すごいすごい果林
「果林ちゃん上手にちーとうんちできたね〜すごいすごい」
私嬉しくて果林を抱きしめて頭をわしゃわしゃと撫で回した
「きゃ〜」
ママくすぐったい…でもすっごい嬉しい
おまるでちーするとママ褒めてくれるんだ
次も上手に出来たらもっともっと褒めてくれるのかなあ?
ママにお尻を拭いてもらいながらそんなことを思ってた
「はい果林お尻キレイキレイなったよ」
「ママありがと」
ママにお尻をきれいにしてもらいおむつを穿かせてもらう
お腹もすっきりしてママに褒められて気分も最高!
早くパン屋さんごっこやろう

おむつを穿かせると果林ったらご機嫌でおもちゃ箱に駆け出して行った
あ〜あ〜そんなに走って転ばないでよ〜
心配しながら見守るが無事転ばないでおもちゃ箱についた
ホッとすると私はおまるを片付け始める
そしてスマホでパパに今日の事を連絡する

あらら…寝ちゃった…
おまるとキッチンを片付けてからリビングに戻ると遊び疲れた果林はお昼寝の真っ最中だった
布団をかけてやり様子を見ながら家事を再開する
途中気になりそっとおむつに手を入れる…やっぱりおねしょしてた…
夜のおむつはまだまだ卒業できないな…
苦笑いで果林のおむつを換えた

「ぅ〜」
あれ…いつの間にか寝ちゃってた…
でもいつもとなんか違う…あっおむつ乾いてる
えっかりんおねしょしてない!
「ママ〜」
かりん嬉しくてキッチンにいるママの元に走って行って乾いた真っ白のおむつを見せる
「うわぁ果林ちゃんすごいねすっかりお姉さんだね」
果林が大急ぎで私の元に駆けてきた
さっき換えたばかりだから当然なんだけど…
果林の嬉しそうな顔を見ると何にも言えなくなって黙っていることにして思いっきり抱きしめる
ふふ…果林ほんとにかわいい
抱っこのままおやつを食べさせていった
おいしそうに食べてくれてる…よかったよかった

あーおやつおいしかった!かりんイチゴのゼリー好きなんだよね
お腹もいっぱいだし満足満足
……あれこのお股がむずむずする感じってもしかして…
お腹いっぱいになったらなんかかりんのお股変になってきた
これってちーなのかな?もし出たらママいっぱいいい子いい子してくれるし…
よし行ってみよう!おむつ脱いでと…

あれ果林の様子なんだかおかしい…どうしたんだろ…
突然果林の動きが止まった…具合でも悪いのかと心配してたら突然おむつ脱いでおまるに走ってく
えっまたおしっこなの果林?
慌てて立ち上がり後を追う

あったかりんのおまる
おまるを見つけると大急ぎで跨る
だって急がないとかりんのお股からおしっこ溢れそうなんだもん
ふぃ〜間に合った〜
今度は座ったらすぐにちゃーっておしっこ出てきたよ
お腹すっきりして気持ちい〜

「果林ちゃん1人でできたの?」
私が果林に追いつくともうかわいい音を立てておしっこの真っ最中だった
すごい気持ちよさそうにおしっこしてる
「ママ〜ちーでた〜」
すっきりして嬉しそうな笑顔で私に報告してる
「果林ちゃん1人でちーすごいね偉かったね〜」
これでもかというくらい果林を撫で回し褒めまくる
嬉しいほんとに嬉しい
「今日の晩ご飯は果林ちゃんの好きなハンバーグにしようね」
「やったーママありがとう!」
私は果林のおむつを穿かせながら果林の好きなメニューの夕食にすることにした
果林も大喜びで私に抱き着いて大はしゃぎだ

「ただいま〜果林今日すごかったんだって?」
「あっパパ〜」
パパ帰ってきた!
いつもみたくお帰りってチューをする
えっかりんにプレゼント?
うわぁおっきくてかわいいくまさんだ!
パパありがとう
ん〜かわいいかりんくまさん大好き!

私はいつもよりかなり早い夫の帰宅に驚いて訳を聞いて愕然とした
私がお昼に果林が自分からおまるに座りおしっことうんちをしたってとても嬉しかったからパパにメールをした
親バカだと思ったけどほんとに嬉しかったから…
だけどもっと親バカがいた
私からのメールを見るとすぐに会社を早退してそのままデパートに行き、ご褒美に今果林が大喜びで抱いているくまのぬいぐるみを買ってきたって…
パパったらほんと果林に甘いんだから…
でも果林あんなに喜んでるんだからいいか
私も果林には甘いな…
ふふっと笑ってパパと2人で思いっきり果林を抱きしめる

あ、後お昼寝の時のおねしょはママだけの秘密にしておくね果林ちゃん

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