亀裂
□初めての世界
2ﾍﾟｰｼﾞ/2ﾍﾟｰｼﾞ
ア「さて、仕度はこんなもんかな。」
なんかアララギ博士にいっぱい準備してもらいました。
『あ、ありがとうございます。あの、ニャスパーの技？を知りたいんですが…(汗)』
ア「ニャスパーの技か…。私も初めて見るからな〜…。あ！そうだ！ニャスパー!!持ってる技を繰り出してみて！」
「ニャーニャアー!!」
ドゴーンッと光線を発射したニャスパー。
ア「これはサイケ光線ね。」
「ニャアー!!」
私には何も感じなかったが、何か技を出したようだ。
ア「これはサイコショックね。」
「ニャー！」
ア「これはサイコキネシス。」
「ニャ♪」
ハートが飛び回る
ア「これはメロメロね。この子はオスだから女の子にだけ効くわ。」
ほぉ…男の子だったんだ…。
『ニャスパー…君男の子だったんだね(笑)』
「ニャッ!?」
なんかガーンってなってる(笑)
ア「そう言えば、ニャスパーってそのままの名前のまんまなの？名前は付けてあげないの？」
『え？』
ア「種族の名前だけじゃ可哀想よ？」
ニャスパーの名前か…
綺麗な白だし…琥珀(ｺﾊｸ)にしようかな。
『ニャスパー…君の名前は琥珀で良いかな？』
「ニャ!!」
"名前…ありがとう…。"
え？なんか声が…聞こえた…？
「ニャ？」
首を傾げる琥珀。
やっぱり、気のせい…かな。
ア「琥珀かぁ!!良い名前ね！」
やったぁ！褒められた♪
ア「よし、名前も決まった事だし…早速旅にレッツゴー!!あ、これポケモン図鑑ね。じゃ、頑張って〜!!」
張り切ってるなぁ…
『よし、行こっか。琥珀』
「ニャァ!!」
ピョンッとボクの肩の上に乗る琥珀。
可愛い(笑)
『じゃあ、出発〜♪』
ボク等は歩み始めた。
…そうだ。皆(何故か)カタカナの名前だから…ボクも名前カタカナにしよう！←