小説エリア・緑の森

□Dear Saiyans 第35章 謎の黒い悟空
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フリーザが倒されてからしばらく経ち、悟空達はビルスと共に第6宇宙の戦士達と格闘試合を楽しんでいた。
実はビルスには、双子の弟であり第6宇宙の破壊神・シャンパがいるのだが、シャンパは双子の兄であるビルスを敵対しているという。
そこで、宇宙のどこかに隠されている巨大な願い玉・超ドラゴンボールを巡って格闘試合で決着をつけるということになったのだ。
超ドラゴンボールは、地球のドラゴンボールやナメック星のドラゴンボールとは比べ物にならないほど巨大で、その大きさは惑星ほどだという。

その話をビルスから聞いたクリス達は、驚きを隠せなかった。
フリーザの弟であるクリスも、元フリーザ軍だったラディッツ達やクロッザでさえも知らなかったのだ。
ラディッツ達は戦闘民族サイヤ人の習性ゆえに、強いライバルと戦ってみたいという好奇心を持っていたが、バーダックは反対した。
見ての通り悟空とベジータは神の領域を超えたこと、第6宇宙にはこことは比べ物にならない程強い戦士がいること、そして何よりラディッツに魔貫光殺砲の後遺症が残っていて、満足に戦える体ではないことが理由だった。
ラディッツ達は少しガッカリしたものの、ウイスが機転をきかせてラディッツ達に試合の様子を観られるようにテレビ中継をしてくれた。
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