夢見処

□2話
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―――拝啓天国のお父さん、お母さん
  私は今日、高校生になります。



チュンチュンッ・・・

清々しい朝。
朝の目覚めもきっといいだr


 ガンガンガンッ

「は〜い、優ちゃん起きてー。」

「うわぁ!?」

驚いて目を開けるとお玉と鍋を持った幼なじみである猿飛佐助がいた。

「佐助!何するの!?」

「何するのって優ちゃんを起こしてたんだよ。」

「何も鍋を鳴らすことないじゃないっ!」
涙目で訴える

「最初は優しく起こしてたんだよ?
 ・・・それに今日が何の日か覚えてる?」

「・・・入学式。」

「ご名答。じゃあさっさと準備しちゃって。
 初日から遅刻なんていやだろ?」
佐助は、朝ごはんの仕度できてるからーと言い残し部屋を出ていった。

お前は主婦か!?と言いたくなったがそれはNGワードなのでモソモソと布団から起き上がり身支度をする。


準備ができたところで皆が待っている部屋へと向かった。
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