§Burning Star§

□Episode.3
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貴方『……………… あれ? ここは?』


気がつくと、ある街に居た。


周りを見渡すと、人々が行き変わっている他に、バトスピで溢れている。


まさに、バトスピ一色。カードショップやら、ガチャやら色んな所にバトスピの文字が。




貴方『もしかして…本当に来たの!?』


あの…関東一 バトスピが盛んな街



武蔵に…



―ブルルン プルルン―



ふと、ポケットからスマホのマナーモードの音が伝わってきた。


手に取り―


貴方『はい もしもし』


ティ「あたしよ ティアナ」


電話の相手は、ティアナからだ。



貴方『何か用?』


ティ「どうやら、無事に烈火魂の世界に着いたようだね 今、あなたがいる時間軸は物語の始まり つまり第1話よ」



貴方『1話かぁ それなら…』


ティ「言わなくても大丈夫だそうだね」


貴方『ありがとう』


お礼を言い、電話を切った。


ここから、私の新たな物語のSTART



ポケットにスマホをしまい、あの場所へ向かう。



そう…





































武蔵スタジアムに♪



あの人達が来る場所に





































貴方『着いた!! テレビで見るより大きいね』



子供達が武蔵スタジアムに入って行く。



デッキを持って友達と会話をしながら、

あーゆうの良いね〜



階段を上っていくと男子4人組と誰かが対峙していた。



まさか…








貴方『暁佐助と赤井長瀬!?』


やはり対峙していた…


確か…炎利家とバトルしたいって言ってるんだよね。

でも、あの人とバトルしてもどの道佐助は負けちゃうけどね。


これって、間に入った方がいいよね。


もし、バトル売られたら買えばいいし。



という訳で…




あの者達の所へ駆け寄った。



しかし―







































―ズテーン―



























貴方『痛っ…』



はい 私何もない所で、すっ転びました。

派手に… もちろん周りの視線を受ける訳で…


立ち上がるなり、服に着いた汚れを払い落とす。



貴方『あーあ 何で転ぶかな しかも何もない所で 今日ついてない』


とぶつぶつ独り言を発してたら―


?「何もない所で転ぶとか ダセーな」


誰かの声が聞こえた。視線を前に向けるとそこに居たのは、さっきまで暁佐助と対峙していた赤井長頼。


貴方『(テレビで見るより…何か…何か)』

てゆうか、何で竹刀持ってるの?


って考えてる場合じゃないし!


貴方『(コホンッ 貴男 この少年がバトルしたいって言ってるんだよ 売られたら買うのが基本じゃなくて?』


佐助「そうだそうだ」


赤井「(チッ そこまで言うなら仕方ねぇ おい嬢ちゃん オレとバトルしろ」


貴方『バトル?』


赤井「お前が勝ったら、コイツとバトルしてやる」


つまり… 私が勝ったら佐助とバトルしてくれるらしい。


赤井「まぁ トシさんの右腕である このオレに勝てればの話だがな」


右腕って…


全国大会では、兼続に負けるくせして


よく言うよ…


貴方『いいよ♪(この私にバトルを挑んだ事後悔してあげる…絶対女王であるこの私にね♪)』











































武蔵スタジアム


という事で、私と赤井長頼がバトルする事に。


貴方『(これは、凄い! ここで3Dバトルが展開されるんだ)』



なーんて関心している。



そして、それぞれ立ち位置に着いた。


赤井「さぁ お前も乗れ!!」


長頼は、もうマシンに乗って準備万端のようだ。


貴方『(正直言って あれ華やかさがないわ… ってこんな事言っちゃ駄目だよね)』


って、そんな事考えてる暇じゃないね。


貴方『私専用のあるし さぁ来て 星屑月!!』


デッキを掲げ、轟っと音と共に現れたのは星と月をイメージしたマシン。



私の専用マシンを現れるなり、長頼の顔が真っ青になった。


マシンに乗り赤い光が私を包み込む。


赤井「お前 何者だ!?」


赤い光が私の髪色、目の色を変える。


そして―
































貴方『俺は、花咲葵!! さぁ 熱いバトルしようぜ!!』


バトルを始めようではないか。


相手がかなり戸惑っている中―


貴方/赤井『「ゲートオープン 界放!!』」

バトルが始まった。














赤井「お前…一体どうなってる!?」


佐助「あいつ性格が変わってんぞ!? どうなってるんだ!?」


貴方『さぁ 熱い熱いバトルしようぜ!!』

































あれから、数ターンが経過し長頼のライフは1つ 俺も1つ。


相手フィールドには、スピリットが三体
(三体の内、2体が疲労状態)



俺のフィールドも、スピリットが三体


さぁ、ここから俺のフィールドを真っ赤にするぜ!!


貴方『さぁ 行くぜ!!』


俺の手札には、とっておきのカードがある

コイツで派手にやってやるぜ

貴方『スピリットソウル発揮!! 来い!! 灼熱の如く燃え盛れ!! 召喚 アルティメット・ジークヴルム・ノヴァ!!』



すると、フィールドから炎の渦が発生して咆哮をしながら出てきた。


赤井「ア、アルティメット!?」


佐助「すげーし でかー!!」


観客席にいる子供達から大歓声が聞こえる




貴方『召喚アルティメットトリガー ロックオン!!』


手を銃に見立てて、長頼のデッキ一枚飛んだ。


赤井「何だ!? トリガーって何だ!?」


一人おどおどしている。


貴方『答えろ そのカードのコストはいくつだ?』


赤井「コスト? 4」


貴方『(フンッ ヒット!!』


コスト4。ならば…


貴方『ギラギラ漲ってくるぜ!! ライフ 全回復!!』


赤井「な、何だったってー!!?」


佐助「ライフ 復活したー あいつすげーよ」


貴方『これがノヴァの召喚アルティメットトリガー ヒットしたコストの数ライフが回復する仕組みなんだぜ』


赤井「嘘だろー!!??」


貴方『行けっ!! ノヴァ』



ノヴァが咆哮をあげながら向かって行った


貴方『アルティメットトリガーロックオン!!』


赤井「まただ」


貴方『さぁ コストはいくつだ?』


赤井「3」


貴方『(フンッ クリティカルヒット!!』


赤井「効果は?」


貴方『BP12000以下の相手スピリット一体破壊するぜ』


ノヴァが炎でスピリットを破壊した。


赤井「あーあ… あ、あぁ…」


長頼の顔がさっきより真っ青になってる。
長頼のブロッカーは0。


ライフで受けるしかない。



貴方『これで終わりだ!!』



ノヴァが剣で長頼のライフを破壊した。


赤井「うわぁーーーーー!!」




勝負あり 俺の勝ちだ!!






























マシンから降りると、元の色に戻った。



そして、長頼に近寄った。


赤井「お前…強すぎだろ!」


貴方『そう? それよりバトル楽しかった♪ ありがとう!!』


赤井「さっきとキャラ全然違えな…」


私は、長頼に手を差し伸べる。



赤井「あ? 何だその手」



貴方『私と貴男は、もう "友達" でしょ?(ニコッ』


赤井「!!!」


握手を交わし、私はその場から去って行った。


































スタジアムから出ると、またスタジアムが騒がしくなった。

多分、佐助と長頼がバトルして佐助が負けて、デッキを取り上げられてそこに幸村が現れて、幸村が長頼とバトル。




結果分かるから、見なくてもいいや。


もし、まだ居たらあの虎さんに目つけられると思うし、面倒な事が起きると思うし。


またどこかで、逢えると思う。否、逢うし



それより、これからどうしようか。



佐助の秘密基地でお世話になろうかな。


だったら、先回りする?




でも、幸村と利家のバトルの後、確か佐助に追いかけられて何とか巻いて知り合いの家にお世話になるはずが、引っ越ししてしまい、そこにちょうど佐助が現れて秘密基地でお世話になるっていう流れ。



それまで、武蔵をぶらぶらしますか。




時間かかるよね…





まぁ いいや♪



私は、ルンルン気分で歩き出した。





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