story2

□嫌なもんはイヤ
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なつside

今日は、握手会でもあり毎年恒例の予防接種の日。メンバーそれぞれ休憩時間に受けに行く。ふと視線をそらすと
多分、予防接種を受け終わった奈子ちゃんの姿が…。注射嫌だったったみたいで拗ねてる。可愛い、、、そんなことを思ってたらあおいちゃんに目線がいって

あおいちゃんが奈子ちゃんの面倒見てると 本当にお姉ちゃんになったと思う。←勝手に保護者目線

あれは、いつだっけか
そう、あおいちゃんが高校1年生のとき。

《回想》
なつside

今日は、握手会!!そして予防接種泣
はぁ…慣れないんだよな。毎回
でも、大人になろう 頑張ろっ!と



なつの、予防接種は無事に終わった。

でも1つ、
さっきから、あおいちゃんに会わないし見かけない…

ん〜おかしい。。。
あおいちゃんも受けに行ってるのかな…。
って思ってたら

向こうからさっしーの姿が!
その隣には、あおいちゃんが…怒ってる??2人でこっちに向かって何か話してる。

さ「あおい、予防接種行くよ!」

あ「やだぁ〜行きたくない!!」

そのエンドレスみたい。

さっしーがなつのことに気づいたみたいで

さ「なつは、予防接種受けた?」

な「受けたよ〜それより、あおいちゃんどうしたの?」

さ「昨日 一緒に予防接種行こうね!って言ってたんだけど今日になって行きたくない!って言ってて説得中」

な「そうだったんだね。あおい〜?イヤなの?」

あ「絶対痛いからやだ…」

絶対ね…これは、説得に時間かかるね。

って思ってたら
あ…
逃げちゃった

さ「あ、あおい〜!どこ行くの?!」

あおいちゃん足速いからもう姿は見えない。


な「探しに行きますか。」

まずは、メンバーに電話っと

な「もしもし〜まどか?」

ま「なっちゃんどうしたの?」

な「今あおいちゃん、探してて居たら教えてくれん?」

ま「うん 分かった!」

次は、ちーちゃん

な「ちーちゃん !!」

ち「どうしたの?」

な「今、あおいちゃん探してるんだけど」

ち「あおいちゃんなら、いるよー!一緒に喋ってる」

な「えっ!そうなの?流石キャップ !
なつが来るまであおいちゃんと一緒にいてくれない?」

ち「いいよー!待ってる!」

まどかとさっしーに報告して、
ちーちゃんの所へ。



あ!居た

ち「あ!なっちゃん ここだよー!」

ありがと。
ちーちゃん
大き手を振らなくても至近距離なので見えてます。 流石キャップ。

今度は逃さないと思ってその場を逃げようとするあおいちゃんの手を掴んだ。

な「あおいちゃん 捕まえた〜!」

あ「もぅ…」

そして、椅子にかける。

な「あおい〜??」

あ「なっちゃん やだ」

グサッと心に…
ほっぺた膨らませて拗ねるように、そっぽ向いちゃったあおいちゃん。

可愛いけどなつのこと嫌にならんで?
って想いで一杯。そんなことを考えてたら、


さっしー到着!!

さ「あおい!逃げちゃだめでしょっ!


あ「だって…」

さ「もぅ、、さしこちゃん 、おこだよ!」

あ「えっ…… ん〜」

急にあおいちゃんの顔が不安顏に。
やばい、泣いちゃうって
あおいちゃん。さしこちゃんに言われて涙目だよ…。

あ「逃げて、ごめん 、なさい…だから、さしこちゃん怒らんで??」


目をウルウルさせてさっしーに言ってるあおいちゃん可愛いすぎ。


さっしーの顔 にやけてるし笑

さ「いいよ。じゃあ、行こっか!」

あ「それは、やだ」

さ「なんで〜?!」

あ「痛いもん 」

さ「あおい 頑張って?!」

あ「ん〜〜」

見かねたちーちゃんが
ち「あおいちゃん!注射の痛みは一瞬だよ!やらないでインフルエンザになったりしたらそっちの方がもっと辛いしファンの方にも当分会えなくなっちゃうんだよっ!」

流石キャップ!です。


流石キャップ 今日何回使っただろうか。まぁそんなことより、本当にお姉ちゃんさんだぁ!

あおいちゃんもちーちゃんの言ってることに、納得したみたいで
さしこちゃんに、
「隣にいて?」だって
さっしー ずるぃ。


あ「あ!なっちゃんも!見ててもいいよ!安心するから」

あ!って、見ててもいいよ!って
ここでも、ツンデレ??!笑

行きます!行きます!是非行かせてください。。。 ←私は何を言ってるのか。

やっとのことで
あおいちゃんの予防接種を受けに。

先「こんにちは〜 気を楽にしてね。」



あ「はぃ…」

先「じゃあ、左腕に打とうか。手を腰にしてくれるかな。」


あ「はぃ…」



どんどんあおいちゃんの声が小さくなってるのは、気のせいか。

先「じゃあ、いくよ〜腕に力が入ってるからリラックスだよー」

あ「あっ!やっぱりやだ ちょっと待って!」

さ「あんまり先生困らせないの〜」

先「あおいさんの、側に居てあげて下さい。」

先生優しい!!!
でも、軽く固定みたいになってるよね。これ。
あおいの周りにさっしーと私。さっしーは、腕を抑えて、私は、あおいの正面に立ち包み込む。頭をポンポンしたり励ましたり腕に力が入っちゃってるみたいでこれは、打ったとき痛みを多く伴うらしい。

先「すぐ終わるからね〜 少しチクってするよー」

な「あおいちゃん頑張れ!」

あ「ん〜〜ん あ〜 いたぁ〜ぃ!!! 」

先「終わったよ〜よく頑張りました」

さ「できたじゃん!あおい 」

あ「できたぁ 。痛かったけど」

な「よく頑張りました!」


あ「なっちゃん!」


な「ん?」

あ「ありがと 側に居てくれて」



な「どういたしまして〜来年も頑張ろうね」

あ「ん〜分かんない笑それと、ギュってしてくれたの嬉しかったけど、苦しかった笑」

な「ごめんね、つい大丈夫だよっ!って伝えようとして強くなっちゃった」

さ「って、2人でいい感じだけど あおいちゃん!さしこは?」

あ「あ!さしこちゃんもありがと 」

さ「可愛いあおいちゃん !!!」

あ「さしこちゃん 急に抱きついてこないで〜苦しいよー」










とまぁ、こんなこともあり
今は、歳下メンバーも増えすっかりお姉ちゃん。でも、嫌なものはイヤだよね。なつの前では、行きたくない!やだ!ってウルウルした目で言ってくるあおいちゃん。

そんな、可愛い可愛いあおいちゃん。でした。

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